16.《ネタバレ》 宇宙人がもし存在しているとして、地球にやってきてるなら、そりゃ、現代だけでなく色んな時代にもやってきてるわけで、この映画はその時代を西部劇時代に設定した映画で、今まで、その発想でちゃんとした映画は、僕が知る限り、あんま思いつかなくて、その点では新鮮でした。西部劇部分もしっかり作ってあり見ごたえはあったし、宇宙人の襲撃部分も迫力あって、ちょっぴり悲しいオチも悪くなかったですけど、途中、ちょっと西部劇的なテンポでダラダラしたかな。西部劇好きなら気にならんかもですけど。 【なにわ君】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-06-29 17:36:39) |
15.《ネタバレ》 “ゾンビ&ウェスタン”“モンスター&ウエスタン”という映画はすでにこの世に出ているので、“エイリアン&ウエスタン”が発想としてあるのは至極当然の成り行きでしょうかね。でも19世紀の人間が遭遇していちばんインパクトが強そうなのはエイリアンだと思うけど、飛行機すらまだ存在しない時代にしてはエイリアンのテクノロジーに対するカルチャーショックめいた反応が薄いのはちょっとどうなんですかね。エイリアンの目的が謂わば金鉱掘りで地球人の存在なんか虫けらとしか見ていないって、ゴールドラッシュで西部に押し掛けてジャマなインディアンを殺しまくったアメリカ人とやってることは大して変わらないという図式でもあり、凄い皮肉が効いているとも言えます。ここら辺を膨らませたら毛色の変わった映画になったかもしれないのに、脚本家は気づいてないのか鈍いのかまるで『インデペンデンス・デイ』みたいな乗りの単純な侵略ストーリーにしちゃってるところが痛い。ストーリーもご都合主義で、なんでダニエル・クレイグだけが万能ウェポンになる腕輪がつけられているのか意味不明だし、ヒロインが人間に化けた善玉エイリアンだというのもセンスがない。光が苦手という欠点を持つエイリアンなのに、白昼地下から引っ張り出したのに何の影響もなく暴れまわるというのは大矛盾。まあ王道と言えば王道なんだけど、西部劇やエイリアンものからパクったものを詰め込み過ぎて散漫な出来になってしまったということでしょう。でもダニエル・クレイグが想像以上にウエスタンに合った俳優だということは、新発見でした。 邦画界でも、『侍&エイリアン』とか『戦国武将&エイリアン』とか撮ってみたら面白かろうにね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-22 23:16:51) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 劇場ではじめてこの映画の予告を観たときに「何これ!めちゃくちゃおもしろそうなんだけど!!」とワクテカした映画。 どう考えてもバカ映画で面白そう。 しかし!実際に映画を観てみると、なんていうんですか中途半端にまじめで地味で悪い意味でびっくりしました。 手に謎の超兵器つけといて、そんなオーソドックスに西部劇をやられてもなぁ…と。 これ、例えばタランティーノがこのタイトルで映画を撮ったらどんなにおもしろい映画になったんだろう…と想像すると、期待が大きかっただけに残念感が強い映画でした。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-09 13:18:56) |
13.《ネタバレ》 西部劇の時代にエイリアンが攻めて来る…。なんてアイディア自体は面白いものの、時代背景に合わせエイリアンを弱体化してみたり、自殺行為的な無責任のオンパレート。ボケッと観てればそこそこ面白いけれど、あまりの長尺に参った。多くの皆さんがおっしゃってるとおりです。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-09-30 00:40:39) |
12.《ネタバレ》 タイトルそのまんまです。(同じような時代物SFでもバイキングは○でカウボーイは×なのは何故かなー) ロング・バージョンだけど、短いのとどこが違うのか見比べる気もしないよ。 監督は「アベンジャーズ」のせいで「アイアンマン3」が1年ズレこんだからヒマだったのかな? そもそも原案が「親指」シリーズのオーデカークだから、おバカ映画になるのは必至。 なまじキャストやVFX(ILM)が一流なのでかえってツライ気がします。 ハリソンはもーじっちゃまだからこんなのに出てもご愛嬌だけど、大真面目に演じてるクレイグはちょっとイメージダウン、荒唐無稽でも役になりきるのがプロかもしれないけど。 胸がナイのが気になってしまったオリヴィア・ワイルドも「トロン:レガシー」の方がいーな。 ハリソンのドラ息子が見た顔だと思ったら、「リトル・ミス・サンシャイン」のお兄ちゃん。 エイリアンはグロくて数が多いだけで何の魅力もなく、「奥の手」はキモチ悪いし、金堀り宇宙人ってさ! よかったのはサム・ロックウェルの酒場マスターとキース・キャラダイン保安官かな。 こんなん見ちゃうと、ちゃんとした西部劇が見たくなるのです。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-10-07 06:59:58) |
11.《ネタバレ》 “もしも西部開拓時代の人類が宇宙人に襲われたら?”という設定は奇想天外ではあるものの、物語の骨子そのものは至ってオーソドックスです。奪われた家族を取り戻す、あるいは復讐のための戦い。ローテク人類が如何にしてハイテクのエイリアンに対抗するか。これが興味の中心です。これまでのSF作品でも苦心されてきた部分。本作ではエイリアンの武器を主人公が初期装備することで、パワーバランスを調整していました。興醒めする設定ではありますが、40代には慣れ親しんだパターン。『宇宙戦艦ヤマト』然り、『ザンボット3』『勇者ライディーン』然り。敵のテクノロジーを借り受けて対抗する事に抵抗感はありません。ただし本作の場合、ライフルやナイフでもエイリアンを殺せました。それならば地の利と人類の英知で対抗してくれた方が、ロマンはあったかなとは思います。主人公が武器の秘密を明かすタイミングが早かったり、説明役の別種のエイリアンが出てきたりと、脚本の質は今一つとの印象。結果的に、何を見せたいのか、何を伝えたいのか分り難いと感じました。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-08-25 21:24:19) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 西部開拓時代のウエスタナーたちが、宇宙から来たと思しきエイリアンたちと戦う話。 と言っても、その殆どがお尋ね者やインデアン、それと攫われた者たちの家族。当然、武器は六連発とウインチェスター、槍と弓矢。主人公だけ何故か、敵のテクノロジーで強力な武器を持っている。 ウエスタンとSFの融合って面白そうだと思ったのだが、対エイリアン戦となると、説得力をもたせた戦いを考えるのは、やはり難しいようだ。あれほどの規模の宇宙人との戦いは、不自然というよりムチャだった。エイリアンが、夜の町に奇襲を仕掛けてきた時には、めっぽう強くて(当たり前だが)、為す術もなく人がさらわれてしまうが、エイリアンの足跡を追って、それと遭遇していくに従って、だんだん弱くなってきて、しまいには槍で刺されて死ぬは、コルト数発で死ぬは、ショボいったら無い。敵が大勢であるが故に、その強さがデフレを起こしてしまい、このショボさを引き起こした。 この異星人戦と絡めて、元強盗団首領と、ちょっと乱暴なカウボーイとの、対立と信頼の物語が描かれている。こちらの方は、生死を共にした男の物語として、ウエスタンとして、実に普通に楽しめる。すべてが終わったあとに、カウボーイが元強盗に、これからの協力を請う場面で、西部劇のセオリー通り、去ってゆく主人公がカッコイイ。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-28 19:00:25) (良:1票) |
《改行表示》9.「宇宙戦争ZERO」という邦題のB級映画を思い出しました。 本作と同じく西部劇とSF(エイリアン)の融合を既にやっており、これが意外に面白かったんですよね。 脚本の良し悪しは制作費だけで決まるものとは思いませんが、本作は、西武開拓時代という舞台設定が全く活かされおらず、やる事は他の大作映画と一緒。 決して詰まらなくはないんだけど、コミックが原作というのが壁になってる気がします。 ダニエル・クレイグとハリソン・フォードであれば素直にど直球んp西部劇の方がまだ面白いもの作れたんじゃないかって思います。 世に出すタイミングがもう10年程早ければまだ評価は良かったかもしれない。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-14 23:56:03) |
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《改行表示》8.ダニエル・クレイグとハリソン・フォードはいつもながら男らしいし、VFXの扱いに慣れたジョン・ファブローによる見せ場作りも悪くありません。特にラストバトルはハリウッド大作らしいボリュームできっちり楽しませてくれるので、観たことを後悔する映画ではありません。。。 ただし、右往左往する脚本が本作の足を引っ張っており、”悪い映画ではないが、決して褒められた出来ではない”というレベルに落ち着いています。「カウボーイ&エイリアン」、、、男子中学生が考え付いたような適当なアイデアではありますが、西部劇とSFとを違和感なく組み合わせることは非常に困難な作業だったようです。97年の発案当初から数えると12名もの脚本家が本作の執筆に関わり、脚本家が変わる度にコミカルとシリアスのバランスは大きく変動。結局、複数人の脚本家が出してきたアイデアのうち、良いものをパッチワークするという形で決定稿が作られたために、なんだかとっ散らかった印象を受ける仕上がりとなったようです。致命的だったのが、クレイグ、フォード以外のキャラクター達の個性の薄さで、多くのキャラクターが入り乱れる物語だったはずなのに、観客に好かれる者は皆無という状態となっています。悪徳牧場主、牧場主に苦しめられる市井の人々、治安を乱す盗賊団、白人社会と敵対関係にあるインディアン、これらの人々がラストバトルを前に主人公の元に結集し、”オール西部”で侵略者に挑むという燃える展開を準備しながら、個々のキャラクターの完成度の低さゆえに不完全燃焼で終わっています。この決戦前夜がビシっと決まっていれば、映画全体が締まったはずなんですけどね。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-05-07 01:33:56) (良:1票) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 SFというよりほぼ西部劇。思っていた以上でも以下でもなかった。ただやはり、超一級の役者が二人も出ているので、それだけで作品に深みが出る。 ハリソンのあのニヤリが見れただけで、「スターウォーズ」「インディジョーンズ」リアル世代にはもうそれだけで胸が熱くなっちゃいました。 エイリアンの造形は突出したものはなく、やはり限界を感じました。 いろいろとツッコミどころもありますが、そこそこの出来なので大きな期待を抱かない人には程よいかと思います。(;´∀`) この二人の共演をまた別の作品で堪能したいものです。 |
6.シリアス映画ですけど、実際のところはお馬鹿映画に近いですよね。だってそうでしょう、惑星間を行き来する宇宙人と、馬に乗ってピストル撃つカウボーイじゃ、勝負は目に見えてます。それを映画にしちゃうんだから、アメリカ人って懐が大きいのか、何も考えてないんだか。シリアス映画だからといってあまり真剣に見ない方が楽しめると思います。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-11-04 00:08:06) |
5.《ネタバレ》 インディ・ジョーンズと、その元ネタとなったジェームズ・ボンドが共演し(初代との共演が『最後の聖戦』ならば、こちらは最新ボンド)、『未知との遭遇』のように空を見上げる人々、空の光、『宇宙戦争』のように巻き上げられる人々、父と子の物語、言葉でのコミュニケーションが上手く取れない人々が意識で連帯してゆく、ついでに女性としての魅力に薄いヒロイン等、この映画はスピルバーグ的エッセンスで溢れています。が、いかんせん映画そのものの出来がとても薄味。物語的に面白い仕掛けがある訳でもなければ、刺激的で斬新なビジュアルがある訳でもなく(西部劇とSFという、ビジュアル的に大きなハッタリをカマせる設定なのに!)、予想の範囲を下回る凡庸な物語が退屈に続いてゆくばかり。大スターを起用したビッグバジェットの映画ではありますが、この脚本ならば低予算のB級映画でも大丈夫なレベルでしょう。クレジットされていた大勢の脚本家達(調べたら8人!)は一体何をしていたのやら。「このカウボーイ、敵か味方か?」って予告編のキャッチフレーズに『エキセントリック少年ボウイ』の「♪敵か味方か、カーボウイ♪『敵かなぁ?味方かなぁ?』」って松ちゃんのキャラを思い出しましたが、そもそも映画の方は敵も味方もへったくれもなくって、人物の背景に興味を持てるだけの物語でもなかったのに萎えました。スピルバーグ諸作リンクな部分だけは楽しめたので、点数はこんな感じで。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-30 16:19:51) (笑:1票) |
4.徹底的にアクションの爽快感を追求するのか、それとも観客に「考えさせる」社会派を気取るのか。UFOに飛び移るような痛快なシーンを撮りたいのか、それとも人間が協力して宇宙人をやっつける頭脳戦を描きたいのか。全部やりたくて、どれも中途半端に終わっている。西部劇の舞台に宇宙人が突然来襲するというその破天荒さを生かしたストーリー展開があってよかった。ダニエル・クレイグとハリソン・フォードというキャストにも期待したし、2人とも力演したが、この脚本の前では刀折れ矢尽きた。最後に致命的なのが宇宙人のしょぼい造形とその無能さ。どっかで観たことのある何か。こんなのじゃ全然ドキドキできないぞ! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-30 10:42:17) |
3.《ネタバレ》 金を独り占めしようとした結果、金よりも大事なモノを失ってしまう。人間もエイリアンも同じ...。例えエイリアンがいなくても、金にまつわる醜い争いは人間同士で耐えないだろう。エイリアンが襲来してきてくれたお陰で、人間は一致団結できた。定期的にエイリアンが来てくれた方がいいんじゃない? 【VNTS】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-28 20:12:08) |
2.《ネタバレ》 楽しかったんですが、考えてみればアホな設定の映画です。エイリアンが地球にやって来た目的が地球の征服とかじゃなく、金を採掘(西部劇らしいんですけど)に来たという微妙なセコさ、人間を一杯捕獲しても、そのまま放置してるだけで見張りも無く簡単に救出成功!最後の見せ場である人間対エイリアンの大決闘もなかなか笑えます。空から攻撃すれば何の問題も無いものを、取り合えず人間に向って無防備に突撃しては山賊のピストルと、インディアンの弓矢の餌食となる。これら数々のツッコミ所はあるんですが、面白かったので良しとしましょう。主演ダニエル・クレイグがカッコいい。面構えもいい。戦いが終わり、ヒーローは平和が戻った村を見届け、馬にまたがり静かに旅立っていく。お約束なんですが、やはりこうじゃなきゃいけませんね。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-26 16:12:50) |
1.前半のミステリー的な展開に引き込まれるが、後半は一気にぐだぐだの頭の悪いストーリーに堕ちて行く。そこを笑って済ませられると娯楽として楽しめる、って云うのが私の評価です。私は楽しかったです。やっぱり突っ込みどころはあのエイリアンの性向ですね。宇宙を旅するほど技術が進んでいるのに、基地が襲撃を受けたら生身で飛び出してきて闇雲にカウボーイたちを襲う。戦略という言葉を知らないようで馬鹿丸出しです。肉弾戦闘種族ってことなのでしょう。ハリソン・フォードは見飽きた芝居だったけどダニエル・クレイグの存在感は大したもので、「トロン」から気になっていたオリヴィア・ワイルドもミステリアスで良かったです。ちなみに「カウボーイ&エイリアン」というより「盗賊&エイリアン」だと思いました。 【アンドレ・タカシ】さん [試写会(字幕)] 5点(2011-08-09 23:01:19) |