5.《ネタバレ》 かなり前の映画だが、視聴率至上主義の弊害は今も同じ。
「やらせ」が露見するなど常につきまとう。
中立性や客観性を失い、恣意的だったり偏向してたりすると、とんでもない方向に大衆を扇動する危険性も。
テロリストの登場やラストの暗殺など誇張されてはいるものの、テレビの持つ根本的な問題を提起している。
ただ、今はそうしたテレビに見切りをつける人もいてネットや他の媒体の影響力が増しているので、当時よりもインパクトは薄れているようだ。
その社会性は別としてストーリーは乗り切れず
、W・ホーデンとF・ダナウェイの不倫シーンは興醒め。