《改行表示》17.《ネタバレ》 時間が通貨の代わり、貧困層は刻一刻と迫るタイムリミットに追われながらのぎりぎりの生活、など、設定は確かに面白いです。 ですがそもそも「なんでこんな世界になっちゃったん?」とか「時間を転送ってどういうこと?」とかそういうことを気にしない前提で楽しめれば、という感じ。 しかも、体制に抵抗する系の話かと思っていたら思いの外フワッと進んでいってしまうし、「バトル」の演出も「ここぞ!」という感じで使われるかと思えばそんな感じでもなく、監視局の人もなんだかよくわからないうちに死んじゃうし、壮大な話なのにウケる印象がちょっとこぢんまりしているな、とか思ったり。 だけど、なんだかんだ言って嫌いではないです。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-16 04:39:32) |
16.《ネタバレ》 あの女性、あんな高いハイヒールであんなにダッシュできるなんてすごいなって思いました。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-07-06 16:59:29) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 久しぶりに思い立って再見しましたが、再評価には至りませんでした。元々の発想は素晴らしいのに、至って平凡な描写と地味なストーリーが続く残念な感じの映画です。結局最後まで予想した通りのストーリーしか見せてくれませんでした。 「Time is money!!!これ映画にしたら凄くない!?」というひらめきだけで作ってしまったのでしょう。。思わせぶりなキーワードがたくさん出てくるのにほとんどが未消化だったのも、脚本の計画性のなさを感じます。結局お父さんは何だったのか?取締局の人はなぜ極貧で富裕層に仕えていたのか?主人公たちはどこへ逃げようとしていたのか?なぜポーカーがやたら強かったのかetc?? 不謹慎で申し訳ないですが、お母さんがお亡くなりになるシーンなんて悲しい音楽が流れていますが「ここ笑うところか?」と思ってしまう仕上がりでした。。(普通に強盗に襲われるだけで良くない?しかもママロスを逆恨みして富裕層ゾーンへカチコミに行っちゃう神経も怖いデス) 主人公がやっていることは結局、最底辺の犯罪者的理念でしかありませんし、劇中に出てくるセリフのように「娘はアイツにそそのかされただけなんです!」まさにコレ。そのうちミスって野垂れ死にするだけの未来しか見えませんでした。素晴らしい着眼点・ハイセンスな映像センス(既視感ありあり)・ボレル(ジョニー・ガレッキ=ビッグバンセオリーの人)に免じてこの点数で。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-11-01 11:25:09) |
14.この程度かよ、TUTAYAのおすすめってのは!でもヒロイン目がでかくてかわいかったっす。私は幸運にも字幕で鑑賞しました。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-15 21:37:48) |
13.まず、吹替で観ない方が良いでしょう。しまった、しまった、吹替で観ちゃった。AKB篠田麻里子だなんて、はー、ヘタ過ぎて。タレントによる吹替はせめて舞台経験者にさせて頂きたい。もしくは向き不向きチェックしてからさせてくれ。さて、作品批評します。最後まで飽きずに観られました。寿命に価値を与えた点では目新しいです。しかしそれ以外はなんだかどこかで観て聞いてる様な展開。何かのリメイクと言っても通じる様な脚本でした。男気あふれるキリアン・マーフィー演じる捜査官がカッコ良かったけど、劇中で唯一25歳には見えなかったなw 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-11-23 23:17:08) |
12.《ネタバレ》 時間を通貨にした世界の設定は新しく、面白かったのです。ただ、吹替で見たのですが、ヒロインの吹替の棒読み加減に、面白さ半減…いや、半減以下ですよ。後で調べたら、篠田麻里子がやってたのね…。いろんな人が関わって作った作品に、こんなド素人使わないで欲しい。本当、作品の冒涜だわ!こんなやつキャスティングするやつもするやつやけど、何の恥じらいもなくokする女も恥やわ。本当に今までで最低の吹き替えでした。。 【はりねずみ】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-09-01 13:53:40) |
11.キリアン・マーフィのファンなので鑑賞。相変わらず粘着質な男を演じていました。アマンダ・サイフリッドも綺麗でした。内容は皆さんがおっしゃているように詰めが甘く、だらだらと時間が過ぎます。ただ、企画としては面白いので、活かしきれていないのがもったいない。母親もタイムキーパーもオチ的な理由で死んでいくのはネタですな。死体がそこら辺に転がってそう・・・。最後になりましたがある意味、年寄りがまったくでてこないのは斬新かと。 【マーク・ハント】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-11 06:55:48) |
10.《ネタバレ》 見終わって最初の感想はマーベルのように漫画を映画にしたような感じでした。時間が通貨のように扱われかなり酷な世界です。そしてメッチャメチャ富裕層と大衆とに分かれており、そのシステムがあるはずなのにそこには触れず、ただその不平等な世界に挑むというようなもの。経済でいう「デフレ」「インフレ」のように状況を故意的に作るのだが、そもそもあのように不平等になってしまうシステムの根幹に挑んで行くのかなと途中期待をしましたが、イエイエ違いました。そのような展開があればマトリックスのように面白くなったのにな~っ。最後はなんか銀行強盗のようなものになって終わってました(笑)。 【レスポーラー】さん [レーザーディスク(字幕)] 5点(2013-02-25 22:06:03) (良:1票) |
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《改行表示》9.「時は金なり」という諺を思い出す世界観。近未来を舞台にした、金の代わりに時間が全てを支配する世の中のお話。本作の時間をお金に置き換え直すと、そのまま本作の世界と同じく格差が広がり続ける現代社会、ということでしょうか。 非常に面白くなりそうなテーマであり序盤の展開でしたが、主人公の2人が罪を重ねながら逃避行を続ける中盤以降はかなりツッコミ所だらけの展開に。2人を追う警察が少々間抜け。(特に最後は自分の残り時間は把握しておきましょう。)そんな追われる者と追う者の関係は近未来を舞台にしたニューシネマのようでもありますが・・・。 富裕層のゾーンはこんな感じなのでしょうが、スラムに関しては、残り1日という人であふれている割には街の雰囲気は以外に普通。もう少し殺伐としていて切羽詰った雰囲気が必要だったと思います。この世界を管理・支配する体制もよく分からず。作品のテンポは良くそれなりに飽きずに見ることが出来るだけに惜しい作品です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-06 22:38:53) (良:1票) |
8.時間=通貨という設定による歪んだ資本主義批判みたいなものはチープだがまだいいとして、その対決方法が革命かぁ。義賊的解決には何のカタルシスも覚えなかった。むしろ時間=通貨にも関わらず単なる通貨に収斂されない時間性のようなものが重要なのではないだろうか。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-15 11:22:04) |
7.後半は皆さんの言うようにだめでしたね。惜しい映画でした 【pokobun】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-05 15:23:52) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 ◇前半ハラハラしながら見たけど、後半ガッカリ。 ◇コーヒーが4分なのにバス60分(値上げして120分)って高すぎじゃないの、高級ハイヤーをどうやって呼んだの、なんでウィルは銃がつかえるの、お父さんのことはどうなっちゃったの、100万人分って世界を変えるには少ないんじゃないの、「時間は命」なんだから「後で補充」はないんじゃないの、などなど。 ◇せっかくのナイスな設定やセリフも、おかげで注意力散漫に。残念。 ◇ジャスティンの坊主頭と、アマンダのネコ目メイクとが似合ってたので、プラス1点。(彼女が主演した「赤ずきん」も、設定の割に結末がチャチかったのを思い出しました。・・・でも可愛いから他のも見てみようっと。) 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-17 18:13:52) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 アンドリュー・ニコルの作品は、SF映画として鑑賞すると落胆させられることが多いように感じます。大成功した『トゥルーマン・ショー』や傑作と呼ばれる『ガタカ』ですら世界観の作り込みが甘く、設定に腑に落ちない点が多すぎるのです。例に漏れず本作も、基本的な設定部分はボロボロ。ニコルはこの点を取り繕う気すらなかったようで、冒頭のナレーションで主人公に「なぜこんな世界になったのかは俺にもわからない」と身も蓋もないことを言わせる始末。ニコル作品はSFではなく寓話として観るのが正解で、基本設定へのツッコミは忘れてあげるのが作法のようです。。。 一部の大金持ちが貧乏人の命を搾取してその繁栄を維持している世界。ジュード・ロウ主演の『レポゼッション・マン』と同じく、サブプライム問題で露呈した強欲なアメリカ資本主義をデフォルメした内容となっています。はたまた、人類は不老不死の夢を叶えたがその夢を享受しているのは一部の金持ちだけという構図は、マイケル・ムーアの『シッコ』でも描かれたアメリカの歪んだ医療保険制度を象徴しているとも解釈できます。つまりこの映画が描いているのは未来世界ではなく、現代のアメリカ社会なのです。。。 そんな目の付け所は面白いし、これを『人生の残り時間が通貨となった世界』という図式にまで落とし込んだアイデアには脱帽させられますが、この映画が優れているのってそこだけなんですよね。主人公の行動原理にイチイチ不明な点が多いし(身の危険を冒してまで見ず知らずの金持ちを救おうとした理由は?100万年もの時間の強奪に成功しながらそれに一切手を付けず、ヒロインともども死にかけたのはなぜ?)、キレ者に見えて実はマヌケなタイムキーパーにもガッカリさせられます。特に目を引く見せ場があるわけでもなく、主人公がやることは全てうまくいくのでスリルやサスペンスの演出にも失敗しています。娯楽映画としては赤点寸前の出来なのですが、美しい出演者達(2006年の佳作『アルファ・ドッグ/破滅へのカウントダウン』の出演者多し)は見てて飽きないので5点としておきます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-05 03:29:12) (良:2票) |
4.ヒロインの吹き替えの声優さんが超下手だなあ・・・と思って調べたら麻里子さまだった。彼女のファン以外の方は字幕オリジナル音声で観るべきでしょう。 【ベッカー】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-07-30 09:51:59) |
3.《ネタバレ》 アンドリュー・ニコル監督の他の作品と比べると、残念ながらこれは落第点でしたね~。もうとにかくユルい、そして薄い。アイデア自体は悪くないんですよ。文字通りの「時は金なり」の世界で、人生の時間がお金と同じようにやりとりされる社会。ただ、そのアイデアを思いついたのはいいものの、それをどう広げて収束させていくかという点が巧くない。富める者と貧しい者が固定化されたシステムを打破する為に主人公が取った行動は、強盗を繰り返しスラム街の皆に配り、その延長線上でやはり大富豪から100万年のタイムを地味にかっぱらってくるだけという。なんとも盛り上がりに欠ける展開。もう少し巧いやり方がなかったのだろうか。資本主義とは、不老不死とは、正義の行いとは、平等とは。様々な問いに触れようとしながらも、ちょっとばかり指でなぞっただけでどれもがっちり掴めていない、そんな印象の映画でした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-07-26 19:43:35) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 序盤だけは、アンドリュー・ニコルの箱庭的世界観を堪能できて秀逸。「時=金」の設定に最初こそ戸惑うけど、母の死や金持ちの街へ出て行くまでのエピソードを通して、その「世界のしくみ」そのものを体感しながら理解できる。ただ後半、世界の秩序への反逆がムチャクチャな上にグダグダでB級作品へ急降下。その世界秩序のルールを内側から崩していくような「革命」を見たかったのですが、実際には銀行強盗とネズミ小僧という古今東西のありきたりの「反体制」モノを踏襲したのみでした。もちろん、この描写そのものが、「世界の富を独占する1%に対する99%の反乱」を自称する2011年のウォール街占拠デモへの共感と批判、みたいな読みも可能だとは思いますが・・・。あと邦題も残念。「in time」の「時間内に間に合う」という意味が、この映画ではとてつもなく重いのに、意味のない英語とカタカナの併記はB級っぽさをいっそう加速させます。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-03-11 06:51:43) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 25歳で成長が止まり、その後は死へのカウント・ダウンが始まる。富裕層は永遠の時を生き、貧乏人は生き続けるため日々必死に働いている。命=時間という設定は面白いけど、いかんせん無理があり過ぎるのが難点か。時間の受け渡しなどはルール無用だし、ギャングにしろタイム・キーパーにしろいる意味が無いに等しい。思わせぶりな伏線もスルーが多くて閉口。でも、格差や永遠の若さ(命)への執着心など現代社会の問題などに通ずるトコもあり、主要キャラも立ってたのでそれなりに観るコトができたかな。全力で老化に逆らっている方々なんかには羨ましい世界なんだろうね。 主役二人の晴れ晴れとした強盗っぷりは微笑ましかった。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-02-23 21:58:23) |