4.《ネタバレ》 TVバージョンは観てませんが、マンガのほうは全巻持ってます。そんな自称ファンの目から観ると、正直この映画は物足りなかったです。
まず短い。ガッツが傭兵として独り立ちした後鷹の団に入団し、その鷹の団がミッドランド王宮で確固たる地位を築くまでの内容でしたが、なぜもっと上映時間を取らなかったのでしょう。あれだけサクサク話が進むとベルセルク読者としては逆に違和感が・・・(笑)単行本なら数年分かかる話をたった80分弱で・・・。
あとは意外とアニメーションが固かったのが気になりました。確かに絵は綺麗で壮大な雰囲気は出ているのですが、いかんせん動きが固い。スムーズさという意味ではやや不満が残ります。
最後に豪快さ。まあまだ黄金時代編という、ベルセルクとしては「綺麗」なお話だからなのでしょうが、ガッツの大剣から繰り出されるアクションは、もっと魅せられるものに仕上げてほしかったです。バズーソとやっている時の「カン、カン、カン」という音には若干興ざめしました。
色々不満を書き立てましたが、でも続編も見ます。楽しみにしてます。