1.《ネタバレ》 塚本監督がホラーを撮るとこうなりましたというような内容。
前作よりは良かったと思いますが、本作はより観念的であり、
京一のトラウマと雪絵の悪夢体験が絡み合い、異様な映像世界になっている。
相変わらず、みんなボソボソ喋るので台詞がよく聞き取れなかったりもしたのだが、
相当にシュールな世界が続くので途中からはもうどうでもよくなった。
京一は、やはり塚本監督自身で、彼の幼少期の体験がベースとしてあるのだろうか。
個人的には、雪絵がぱかっと拾い、中から京一がにゅるっと出てきて
脱皮するみたいなシーンが最高でした(笑)。