5.《ネタバレ》 コメディ弱め。サスペンス弱め。恋愛要素やや強め。
力の入れ具合が期待していたものと違う~。
まず桜井はダメ人間すぎて共感できません。偶然入れ替わってしまうならまだしも、故意に入れ替わったら犯罪。
それに対し、コンドウ?山崎?は良いキャラクターだった・・・
広末演じる水嶋香苗も良い。水嶋香苗が働く職場の人たちも良い味出しています。
一番好きなシーンは、合コンの候補を尋ねられているシーン。
『アリです。』『アリです。』『アリです。』
『え?これもアリなんですか?』
の直後に、直属の部下のスマホをのぞき込んで『ギリ、アリです。』
『あ、これはうちの旦那です。』
ここだけは笑いました。
でも笑えたのはここぐらいかな…
コンドウの正体には気持ちよく騙されましたね。まさかただの便利屋だったとは…
いえ、裏稼業専門の便利屋ですから、それなりに凄いんでしょうけど‥
最後はどーやってとっちらかった物語を収束させるんだろうと思ったのですが、割とあっさり。長時間引っ張った割には味気ない結末でしたねー。お金はすべて価値ある物に代えられていたってねぇ‥‥
で、その価値あるものをあげたらあっさり引き下がるヤクザの面々。挙句に通報されちゃって。
結局一番ワルイのは綾子でしたって、なんだそのオチ。
香苗がコンドウのノートを見て、キューンってなるシーンはとても好きです。