11.《ネタバレ》 何だかんだ言って初めて見ました。
ベイマックスが、あの白いぽっちゃり体型で癒やしてくれる映画かと思いきや!
意外にも、中盤からすぐにカスタマイズされて、風貌はすっかりメカニカルに。
ロボットと少年のバトル物でした。
舞台設定は、アメリカナイズされた日本なのですが、これがまた絶妙にツッコミどころ満載で面白い。
主人公の名がヒロなのは、ヒーローとかけたのかな?
さて、物語の骨格は、義理の兄を失った天才プログラマーな弟の復讐劇なのですが、真実が明らかになっていくと、これが復讐のスパイラルだったことに気付きます。
黒幕の男も、また娘を失った私怨から火災事故を起こしたのでした(でも真偽は不明)。
正直言いますと、お話自体はベッタベタで、特にこれと言った感動は得られませんでした。
狙いとしては、タダシ(兄)はここにいます。とベイマックスがありし日の兄の映像をヒロに見せたシーンが涙のピークといったところでしょうか。
子供向けの作品にあれこれ言うのはナンセンスですが、そもそも何でもありの世界観なので…、あんまり感情移入できなかったです。
みんな天才なので、現代の技術では到底不可能なことをやってのけます!
そのため、人間同士のいざこざのスケールが小さく感じてしまうのでしょうか。