1.《ネタバレ》 たくさん笑わせていただきました。
人格そのままにゲームのキャラになってしまうというのは斬新、いや、「君の名は。」以降最近のトレンドかもしれない。
特にスマホ依存症のインスタ女子が髭面の中年デブになってしまうという設定は、掴みとしてなかなかに固く、館内でも彼(彼女)のギャップのある台詞は笑いが起こること必至でした。
全部でキャストは4人いるのですが、他のキャラにも見せ場はたくさん用意されており、どれも面白かったです。
ジュマンジがそもそもどういったゲームかあまり元ネタを把握していないので、何となくしか概要を追えませんでした。
ロビン・ウィリアムズ版もあまり記憶にはないものの、視聴済みの立場から言わせてもらえば、「こんなだったっけ?」ということ。
まず、ボードゲームなんて今時古いということで、ビデオゲームという設定に変わっている。
ロビン版には敵として、やたらしつこい軍人のオッサンがいたような気がするが、この作品において敵は世紀末の「ヒャッハ~!」的なモブキャラしかいない。
他にも細かく言いたいことはありますが、キャスト同士のやり取りがメインで、ジュマンジそのものに魅力を感じませんでした。
ジャングルという設定の割には動物が少ないし…。
余談ですが、「笑ってはいけない」で散々ダウンタウン浜田さんの扮装が扱き下ろされていましたね。
今回もなかなかストレートな黒人イジリがあって、「これはいいんだ?」と、またジョークの奥深さと面倒臭さを感じた映画でもありました。