1.《ネタバレ》 肝心な事件の内容に関して、全て登場人物の会話などから理解しないといけないので、
気合を入れて観ないとすぐに置いて行かれてしまうのが、しんどいところ。
映画の肝は、ラストの弁護士の最終弁論に全て集約されていると思うが、
刑事裁判における”推定無罪”の原則が脅かされることへの危惧や警鐘のようなものが
痛いほど感じられた。
中身はあるけれど、あんまりスッキリとはしない内容だし、
エンターテインメントとしては、もの足りない印象は持つ。
まあ、非常に考えさせられる映画ではあった。
思い込みには気を付けましょう。