《改行表示》10.最後のシーンのために作られた映画。 それまでが退屈だった。 |
9.《ネタバレ》 緑が美しく、牧歌的に少年をとりまく環境が映し出され、突然ラストで悲劇を見せるのは、ラストシーンを強調するためなのでしょうが、彦馬さんが書いておられることと似たような感じになりますが、やはり牧歌的描写の中にラストシーンを暗示させるものが欲しい。たしかに兄の失恋や犬の惨殺などが悲劇を暗示させるものとして描かれますが、本筋とかけ離れたエピソードゆえに伏線としては弱いです。<牧歌的→ラストでいっきに悲劇>というパターンでいうと、ミハルコフの『太陽に灼かれて』のほうがはるかに巧い。それでもラストシーンには泣けた。そりゃそうでしょ。スローモーションにしてあんなセリフを持ってくるなんて反則です(涙)。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-08 11:50:27) |
8.少しだらけている感じもしますがほのぼのとしてて、内戦を感じさせないんだなぁと思いつつ、あのラストにはびっくり。。。あのときにモンチョ君の気持ちを思うと心がズキンってしました。彼の心には大きな傷が残ると思います。最後だけですが、すごく強烈で、辛い作品のイメージになってしまいました。最初のほのぼのは何処に。。 【キャラメルりんご】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-08-02 14:44:21) |
7.スペイン内戦ものとは知っていたけれど、もっと楽しくてほのぼのしたもの、そして感動するものを想像していました。 ラストは衝撃的で役者の演技にも引き込まれるが、ほかの部分はいまいち・・・あまり世界中で有名になるような作品でもないんじゃないかと思いました。題材が題材なので、ある程度いい映画として広まるのは理解できますが。まぁまぁな映画というのではなくて、ラストがすごく印象的だったのと、その他の部分つまらなかったのを相殺して5点というところでしょうか。 【るいるい】さん 5点(2005-01-08 23:56:06) |
6.《ネタバレ》 スペイン内戦が引き起こした悲劇を描いた作品ですね。ラストに向かうにつれて当たり前のように幸せだった日々の大切さ、尊さがひしひしと伝わってくる作品です。そしてクライマックスのシーンがこの映画の全てを物語っていると思います。しかし、それまでの何気ない生活が淡々としていて退屈さを覚えずにはいられません。いろいろなエピソードもどのように映画の中で活かされているのか疑問が残るものが多いです。 |
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5.映画好きの友達が是非見てくれというので、期待して見たらどうということもなかった。このパターンは聖書で繰り返されている話だし(イエスとペテロ)、西洋ではあまりに古典的なものだろう。自己保身のために命の恩人や信じていたものを冒涜する、裏切る、或いは転向は、描き継がれてきたもの。余りに予想通りの展開で、そんなに感動的なラストとは思えなかった。決して悪い映画ではないと思うが。 【大木眠魚】さん 5点(2003-06-17 01:29:52) |
4.いやー、とっても自然がきれいな映画でしたねぇー。あんな川で僕も洗濯したり水遊びしたいものです。それにしてもあのラストは以外でしたねぇー、、まさかあの先生が、、、 【あろえりーな】さん 5点(2003-02-08 11:10:25) |
3.美しい映像の中に淡々としたストーリーが織り込まれた前半は好きだ。そこにラストよりもずっとずっと心を揺さぶられるものがある。反対に、狙っている感じがみえみえのラストは嫌いだ。監督は完成した作品を観て、さぞ自己満足したことだろう。必ずしも“巧いラスト”=“良いラスト”ではない。この映画には不器用なラストの方が似合うのではないか。 【T・O】さん 5点(2002-12-14 19:28:45) |
2.程よくいい映画だとは思う。ラストの展開などとてもいいと思う。でもラストがアレなのに、中盤が普通にしっとりし過ぎだろう。まあそれはそれでいい雰囲気を作ってはいるのだが、最後だけ一転して終わり。なんだかな~。結論として「悲しい結末」を盾にして、それまでの流れをおろそかにしている。 【カエル】さん 5点(2002-11-16 04:26:47) |
1.原作先に読んでしまったから、かなり先入観ありで観たけど、全く関連性のないスト-リ-をあそこまで強引にいっしょくたにするのはちょっと・・・・スペイン映画にはもっと他にいい映画もたくさんあるし。 【ケン】さん 5点(2002-08-23 20:23:33) |