12.2017.05/30 BS鑑賞。全く理解不能。余りにアブノーマル過ぎ理解を超える。その気がある人が多いのかなあ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-05-30 19:50:11) |
11.《ネタバレ》 皆さんのレビュー読んでなるほどなるほど。妄想って思うとまた解釈変わりますね。でもラストでは顔に殴りアザあったしなぁ。率直な感想としては、SMや痴漢などの行為にハマる人は堅い仕事や世間体を気にする方が多いと何かで読んだり見たりしていたので、エリカもそういうパターンなのかなぁ、なんて簡単に考えてしまった。母親に依存されて可哀想な人も身近にいますので、想像も少ししやすかった。精神のバランスの振り幅が半端ない&ド変態なエリカは、間違いなくお医者さんに行った方がいいけれど、ラストが一番正気に近かったのかもな。でもこんな人達は貴方の側にもいるんですよ、なんて想像させる安定のハネケ作品でした。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-01 02:58:26) |
10.《ネタバレ》 関係においてしか存在はないのだが、関係抜きに存在している感じ、それがハネケ映像である。 関係とはこの場合「経済的な語り」あるいは「語りの経済」のことである。このことについては『隠された記憶』の項で書いた。 【ひと3】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-02 08:45:11) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 いやー痛いお話ですな。女も男もエゴが剥き出し。互いに相手を支配できるって自信満々なところを挫かれて、そりゃしょうがないでしょうって感じ。 主人公は確かに極端ですけど、多分誰にでもある自信とコンプレックス、それがドワッとあふれ出てきちゃった醜悪な瞬間って誰もが恐れているものなのでしょう?それが見事に描かれている、確かにそうです。そのあたりがこの映画のミソなんでしょうが、でも「だから?」って聞かれても「ただそれだけ」としか言えない。その辺りが一度観れば十分ってところに落ち着いてしまう理由なのでしょうか。(格調高い芸術の世界の息苦しさや非常さ、それにもかかわらずそこしがみつきたい人々の喜怒哀楽の描き方なんかは好ましかったですが・・・) そんなドロドロ感が多い中で若い教え子の二人(コンサートで弾くはずだった彼女とレッスン中こてんぱんに貶されていた彼)の初々しさが対象的で印象深かったです。それも今のうちなんだろうね、って思うから余計まぶしかったのかもしれないけど・・・ 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-21 13:16:11) |
8.ピアニストを目指す少年少女は大人になってから観て下さい。 【たま】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-24 14:03:57) |
7.これだけ評価の難しい映画も珍しい。名作のようでもあるし駄作のようでもある。また、駄作のようでもあるし名作でもある。人が見たくないもの、または見せたくないものを皿に載せてテーブルに出されたものの、果たしてそのグロテスクな料理の味を自分の舌が正しく味わうことができたのかどうか甚だ疑問。ただ、エリカの人生に自分の人生を照らし合わせたことだけは確か。 【永遠】さん 5点(2004-04-06 12:51:02) |
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《改行表示》6.確かに評価のむずかしい映画。父親不在の母娘の親密すぎる関係に起因するゆがんだ欲望。ストイックで厳格なピアノ解釈が導く性格破綻。男への嫉妬と殺意が自分にむかって逆流するような終わり方などと分析して、この作品を理解しようとしたり、刺激的な映像をとりあげポルノとして断罪するのも、この監督のわなにはまっちゃうような気がする。 だれだって人にはいえないような欲望をもっている。それを実践しえたのは芸術家としてのエリカの正直さだろう。もっとも、実際にエリカが隣にいたら困ってしまうけど・・・ 【TSUTTY】さん 5点(2003-12-17 07:59:10) |
5.微妙ですよね。評価しづらい・・・登場人物たちの心理がみな共感できないので?客観的にあれこれ考えてしまうのですが。きっと、誰もが多かれ少なかれ持っている人には見せることのできない部分をあからさまに見せられたようなある種の不快感に包まれているのかなと感じました。 【SHU】さん 5点(2003-06-08 15:05:25) |
4.カンヌ映画祭グランプリですか?こういう作品にあげていいんでしょうか。過保護で過干渉な母親に育てられ、性的妄想いっぱいの人格の歪んだ中年のピアノの先生が主人公。それ自体は今どきいくらもいそうでそう珍しくもない話だと思う。そこにハンサムでスポーツマンで頭も育ちもよさそうな音楽的才能にも恵まれた青年が登場する。しかも何故かこの青年に一方的に恋心を抱かれる。こんなこと宝くじに3回当たるよりあり得ないだろうなあ、でも映画だからある。どうしてこの完璧な青年が生理も止まっている干からびたような主人公を好きになったのか、そこがまずよく描かれていない。説得力が全くない。さらに主人公は青年を自らの性的妄想に付き合わせようとする。青年は彼女に呆れ侮蔑し、自分の性的欲望のはけ口としてしか彼女を扱わなくなる、というような話なのだが、途中彼女の性格の歪みを随所に見せてくれる。青年の方も普通といえば普通だか、変といえば変である。彼女のせいでおかしくなったのか、もともと変だから彼女を好きになったのか、それともからかったのか。性的シーンが、トイレ、更衣室、床、車(他人だが)で、1度もベットの上がない。それも全て着衣のまま、この辺に監督の拘りがあるのかなあ。愛情のない欲望の表現というような。で、ラスト、こうした性格の人はしばしば自傷行為(刃物で自分を傷つける、でも死ぬわけではなくただ傷つけるだけ。このサイトでもラストがよく分からないという人いましたよね)でカタルシスを感じるらしいが、この主人公もやっぱりそれをやる。たぶん青年は元の生活に。彼女は?歪んだ性格はそのまま、でしょう。やりきれないお話でした。青年が美しいので5点。 【大木眠魚】さん 5点(2003-05-15 23:36:23) |
3.プラス点も多いが、後半でマイナス点が多いなー。人物描写はいいが、エリカ先生、何故に吐く?思ってたのと違ってたなら、そう言えばいいのに。後半、エリカ先生が泣くだとかして同情を引いてほしかったな!個人的に、ワイコフ先生のがいいな! 【y/z】さん 5点(2003-03-07 23:08:04) |
2.(ネタばれ有り)前半はエリカが人造人間みたいに無表情だし、ワルターの行動も唐突過ぎて説得力に欠けていたが、後半になってやっとおもしろくなった、という感じ。エリカの姿は自虐の極地で、痛々しすぎる。ワルターにあんな手紙を見せたのも、本当の自分を受け容れてほしかったからではなかろうか。相手の気を引くために、物置で体を投げ出すシーンは、悲惨で目も当てられなかった。ワルターが冷酷に見えたのは私だけだろうか。相手がおかしい、と気付いたら、優しく説得するとか、理解してあげるふりするとか、何か別の反応があってもいいような気がする。いったい何が目当てでエリカにつきまとっていたのか、イマイチわからなかった。トイレのシーンでは、エリカと同じくらい異常に見えた。ラストシーンは、自分をうまく表現できずに、思わず自分を傷つけてしまう女性の悲しみがよく表現されていたと思う。抑圧が強すぎて常軌を逸してしまったエリカと、エゴイスティックなワルターの組み合わせが、何とも気の滅入る物語だった。それにしてもエリカ役の人、老けたな。チミノ監督「天国の門」では、あんなに美人だったのに。マジメルは「王は踊る」でも、ホモセクシャルを罵倒する王様役だった。よっぽど無神経な正常人の役が似合っているんだろう。マジメルは大好きだが、あの役は大嫌いだ。もうちょっと出演する映画を選んでほしい。 【くに】さん 5点(2003-01-02 21:50:16) |
1.君はよくやった、ワルター!マジメルがかっこよかったのでこの点だが… コメディにしか思えない。狂ったおばさんの話。 【あいうえお】さん 5点(2002-12-10 19:21:37) |