2.《ネタバレ》 本筋はシンプルなSFアクション(注意:本作には一部、グロテスクな表現がしこたまドカスカ含まれています)という映画だが、観てみると思ったより全然チャンとしてますですね(いちおう自主制作映画とゆーことらしいのだケド)。ショック描写の特撮も、銃器・火薬をふんだんに使用するアクションも、意外に割かし水準が高いのは然ることながら、撮影・カット割りがエラい細かくて丁寧、かつ相当に凝っていて、ソコにはやっぱ才能をビンビンに感じますよね(サム・ライミの『死霊のはらわた』を観たときと正に同じ感覚を覚えましたですよ)。
だからごく単純な話だけど、アクションを眺めてゆくだけでもそこそこ楽しく観れるのです(ある種、ちょっと拍子抜け)。ただしやっぱり『バッド・テイスト=悪趣味』の名を冠するだけあって、問題はグロ描写にありますです。とは言え、このレベルの流血・人体破壊くらいでは私も最早全く動じないし、頭の上半分吹っ飛んだヤツの脳味噌をスプーンで掬って喰う、つーのも(眉間に皺は寄るけれども)別にどーってことはない。問題はゲロの回し飲みですよ。アレだけはチョイとばかしキツかったすね~色がライトグリーンだからまだイイよーなものの、コレが完全にリアルな質感・色合いだったらちょっと観れなかったかも知れんすね。。(いまレビュー書いててもちょっと気持ち悪くなって来ました…)
なんで欧米人てこんなゲロ好きなんすかね?大抵のホラー映画でも必ず一人は吐いてますし、コメディとかでも結構ゲロゲロ吐きまくりじゃねーですか。何ですかね、乳製品系の発酵食品が身近だからゲロの酸っぱい感じとかがそことリンクしてちょっと美味しそう…とかいう感じなんすかね?(また書いてて少し気持ち悪くなって来ました…)