《改行表示》16.《ネタバレ》 “Raging Bull”『激怒した雄牛』。実在のボクサー、ジェイク・ラモッタのあだ名。 リベンジ・マッチを観て、ロッキーと比べてあまり覚えてなかった本作を再視聴。ボクシングの映画と言うよりはジェイク・ラモッタという人の自伝。見どころはデ・ニーロの極端な体型変化。役者だからダイエットと筋トレは何とか出来るとして、バー経営者時代のあの不健康な太り方は凄い。あそこからどうやって標準体重に戻したんだろう? 自伝なんだけどラモッタがどうにもこうにも好きになれない。奥さんいるのに15歳の小娘と付き合って結婚。ビッキーの些細な言葉尻を掴んで責め立てる姿は不快感しか沸かない。ほんの一言ジャニロを「二枚目」って言っただけであそこまでクドクド・ネチネチと…夜寝てるとこにまで来て「なんで二枚目って…」おいおい病んでるよあんた。この展開が不快で不快で仕方ない。 適当に勧められた食べ物を頼んだだけで、男とちょっと長話しただけで、権力者のキスを拒まなかっただけで、いちいち絡んでくるラモッタ。最後は暴力まで使うんだから、ビッキーは引っ込むしか無いよな。あぁ救いのない物語。 あ、一方的に浮気を疑われたベッキーが観た映画がたまたま『花嫁の父』って偶然におぉ~ってなった。 なんかボクシング映画というよりはマフィア映画っぽい。表舞台である試合やトレーニングはサラッと描いて、そのウラの八百長の誘いとか、ラモッタの暴力的な感情を包み隠さず描写している。プールサイドでの取材と家族写真の白々しさ。遅すぎた離婚。 この映画のラモッタが“皆が知る彼の素顔”なのか“想像はしていたがあまりに酷い裏の顔”だったのか?う~ん、輝かしいラモッタのオモテの顔をテレビとかで観ていたら、この作品により深みを感じられたかもしれない。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-04-20 23:05:40) |
15.人間の匂いのするストーリーだけど煮え切らない映画だったな。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-10-25 03:08:42) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 話自体は全然面白く感じないんですが、出来事への興味は尽きないという感じでグイッと見させられます。 デニーロの役者魂とか、そう言う要素がなかったらものすごく退屈なのかもしれませんが、きちんとそう言うイベント的な部分があるため映像的なおもしろさもあります。 話の筋自体は、ドキュメンタリーな味わいと、記録映画的な味わいを娯楽映画フォーマットのギリギリのところで表現している感じでさじ加減のうまさが秀逸。 でも本当のところ私は楽しめず残念。非常に良くできた映画なんですが、見るときの気分や求めているものに満足度が相当支配される感じがします。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 14:19:04) |
13.ロバート・デ・ニーロについてはもう言う必要がないくらい凄い。ボクサーのサクセスストーリーを描いた作品と違って、栄光と挫折。光と闇を描いたものなので万人に好かれるようなものではない。エゴと嫉妬の固まりのような主人公には、まったく感情移入できないどころか、嫌悪感さえ感じてしまう。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-23 22:38:22) |
12.日常の退廃した会話と細切れのボクシングシーンが延々と交互に映されるだけで、内容的な面白みはあまりありません。デニーロについても、体型変化のインパクトだけでオスカー獲っちゃったような感じ(これよりも優れた演技はほかでいくらでもしている)。むしろ、ジョー・ペシの堅実な存在感の方が印象的だった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-09 02:22:23) |
11.《ネタバレ》 ほとんど白黒で、一部昔のカラー映像っぽくしていて、全体的に撮りかたは良い感じの仕上がりだったと思った。この映画は哀れな一人の男の物語だと思った。ボクシングでは強いが、周囲に翻弄されてなかなかチャンピオンになれないし、妻に対してはいつも束縛していて傲慢だし、挙句の果てには弟とも喧嘩別れになってしまうし、警察にも捕まるし、ある意味かわいそうだけど、結局は自業自得だと思った。この映画を見ていてこの主人公がむかついてしょうがなかった。あんなに束縛して、暴力を振るったり、まさに亭主関白な感じで奥さんがかわいそうだった。よくあれだけもったなぁと思った。本当ならもっと早期に離婚してしまう気がするけど。しかし、裏を返せばそれなだけ愛していたということかもしれないが。デ・ニーロの演技は良かったし、はじめの頃のボクサー姿のスリムな感じから、後半のデブッチョな体型への増量ぶりが凄かった。 【スワローマン】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-12-23 17:22:25) |
10.男向け、ですね。この映画、ビートたけしさんが好きだと自伝「俺の毒ガス半生記」に書いてたので、いつか観てみたいと思ってました。不器用な男の話が好きみたいですね、たけしさんは。男の弱さ、苦悩はわかるけど、そこから得るものはなかったかも。それが美しいともあまり思えなかった。強くなるんだ!! あと顔がなんかデ・ニーロっていうかショーン・ペンに見えたりw見えませんでした? 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-02-13 11:17:24) |
9.ドキュメンタリー…なんだろう。原作本人だし、ドラマというのは不適切かも。でもその生涯はかなりドラマチックに荒れている。ただ静かに生きていたい自分としては全くもって共感できず。不器用にもほどがある。刑務所で自分を責める姿が痛々しすぎる。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-04-27 15:30:24) |
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8.《ネタバレ》 ボクシングシーンが短くて不満。練習シーンもまったくないので、勝った時の興奮・臨場感がまるでない。一人の相手と戦うために練習し、最後に勝利するという「ロッキー」の方が明快・爽快。タイプの違う映画だってことはよくわかるんだけどね…。あと、ジェイクの人生にも不満。勝利のために自分の体重すら律することができなくて、暴力を振るう。あんなんじゃ奥さんに逃げられるの当たり前だし、憤りを感じても同情できない。 【T橋.COM】さん 5点(2004-04-27 01:09:30) |
7.「カジノ」 に似てると思った..(いや、カジノが似てるのか..) どちらでもいいが、映画として少し物足りなさを感じます.. タクシードライバーの方が何故か引き付けられますね~ 拳闘シーンがお粗末..でも、デ・ニーロが痩せたり太ったり..いったいどうなってるの?... 【コナンが一番】さん 5点(2004-02-25 16:57:51) |
6.可も無く不可も無い作品です。『タクシードライバー』に比べて音楽のセンスは格段にいいです。「ブルーベルベット」が流れてました。 【藤村】さん 5点(2004-02-25 16:07:08) |
【ポジティブ】さん 5点(2003-11-04 13:04:48) |
4.最初はデ・ニーロっぽくないなあと思ったけど。後半の演技はデ・ニーロっぽい演技でよかった。刑務所の中の「お前は大バカ野郎だ」というところがなんかわいそうだった。 【はるまき】さん 5点(2002-12-23 13:11:43) |
3.反則かな,と思いつつNHK教育TVで見ちゃいました。冒頭のファィト・シーンに思わず引き込まれ,これは友人が昔絶賛していただけあるか,と大いに期待を抱かせてくれました。80年制作というモノクロ映像も,逆に1941年当初のクラシカルな雰囲気の醸出に一役担っていたと思うし,若かったデ・ニーロの役作りのうまさ(「レナードの朝」もそうだったけど)にも感服,ということで良いことずくめか,と思いきや,どうも意外に浸っていない自分に気付いた次第。結局何が言いたいのか,私が鈍いせいか伝わってこない。印象的な場面が幾つか散見されるだけに,策を弄し過ぎたのか,技術に追われたのか・・・。素人の私にはわかりませんが,評判ほどではない,というのが印象です。ボクシングものって嫌いじゃないんだけどな・・。 【koshi】さん 5点(2002-12-23 01:29:38) |
【本間】さん 5点(2002-11-12 23:59:08) |
1.デ・ニーロ、スコセッシなのに、なぜかピンと来るものがなかった。ビデオで借りたのですが、半分以上早送りしてしまいました(汗)。たしかに、体重をコントロールするのは凄いことですが、ストーリーが私には受け付けられないようで残念でした。 【オオカミ】さん 5点(2002-04-28 16:52:28) |