8.《ネタバレ》 全く持って意味不明な内容の作品でした。
私が不得手とする頭ではなく感性で考える世界というのがあります。
それがキューブリックでありリンチだと思います。
ヒッチコックはまだ次の予告めいたシーンでネタをばらしてゆくのですが、
観客に不親切なのはリンチやキューブリックのような、
監督が自分の演出に酔ってしまっている作風なのです。
わかる人にしかわからないから特定のファンがつく。
でもそれ以外の人はその特定さを味わいたいから仲間に入ろうとする。
要するに敷居が高い作品が多すぎるのです(苦笑)
芸術的に怪しいとかわからないところが気になるからと観るのですが、
これは2回観たいとは正直思わなかったです。
なぜなら全くもってわからないのですが、
最初に考え抜いた結末どおりに終わったのです。
やはりそうだったのかと納得はするものの、
これは頭で考えた今までの映画の記憶から考えたもので、
そんなのあるの?とやはりわからないのが感性で観るという、
私があまり観ていない手法の映画なのですから記憶の推理は合いません。
やはりあの手法は突っ込みどころがありすぎる。
オムニパス映画か?
と思ったくらい前半と後半の主役が変わっているのです。
俳優が変わるなんて違反でしょう(笑)
いや、B・プルマンはどこかで現れるはずだ!
そう信じて観続けましたが・・
ひょっとしたら現れず終わる方がさらに不可解になってたかも。
あまりこのての映画は観ないので比べようがないのですが、
昔に見た「エンジェルハート」をすぐさま思い出しました。
そういやぁ久々に観てみようかな・・
こういうの結末がわかってても後味悪いんですよね。
あと、「ユージュアルサスペクツ」これになると確信犯だから逆に面白い。
ちょっと、B・プルマンとG・バーンがかぶったり(爆)
一番似てるかなと思い出したのが「ファイトクラブ」でした。