6.悪くない作品だとは思いますけど、一番の失敗は脚本や演出の焦点が絞りきれてないことだと思う。一般向けの映画としては、主題が社会体制批判にあるのか個人の苦悩にあるのかが解り辛い。仮にレイナルド・アレナス個人の物語とした場合も、その主題がゲイであることの苦悩か、表現者としての苦悩か、キューバ人としての苦悩なのかが解り辛く、どのエピソードも淡々と流れていくだけで、私の心には引っかかってこない。母親やジョニー・デップの登場シーン、そして気球のシーン等のファンタジックな演出と、リアルでシリアスなシーンも噛み合ってないと思う、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-17 00:07:41) (良:1票) |
5.小説の映画化としては白眉の出来だし、普通に良い映画だと思います。ただ、ハリウッド的映画を期待する人には、退屈だったり重かったり、あるいは刺激不足だったりするのだろうと思います。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-11 01:46:08) |
4.作品の素材としては面白いと思うのだが、淡々とエピソードを羅列しているだけであって、焦点がまったく絞られていないので、見ていて非常に退屈。逮捕や逃亡、亡命の場面なども、危機感や切迫感が少しも表現されていない。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-02-09 02:28:08) |
3.キューバが反革命分子を弾圧する様は、独裁国家の恐ろしさを伝えますが、この作家の創作・言論活動に対して行われたというよりは、同性愛者だから弾圧を受けたという点で、この作家に特別な話ではなくなってしまっていて、インパクトに欠けてる。亡命後のNYでの生活の描写も弱い。(実際には最後はエイズになり、自殺したようですが。)キューバの陽射しや音楽は独特のものがあって、印象に残るものがあります。それにしても、芸術家や小説家(美の創造者?)ってなんで同性愛者が多いんでしょう。おそらく脳と関係しているんだと思いますが。 |
2.迫害迫害でもうやめれ~ってな気分になる。あんまり当時の現地のことは知らないけど、ひどかったんだなっていうのはよくわかった。ラストの言葉の意味とかはよくわからなかったけど。 【アンソニー】さん 5点(2004-03-25 23:47:37) |
1.バスキアの監督が作ったと書いてあったので、期待してみた!が、あ、の!これ、ちょっとキツイ(^^;)詩的なトコはワタシ好みだったけど、同性愛者のとこ、リアルすぎでした・・・。 【お抹茶プリン】さん 5点(2003-11-30 08:42:00) |