2.《ネタバレ》 この作品もどこかで見た設定・演出のオンパレードではあるが、最近の「パクりまくり韓国ホラー」よりはマシ。
「何かのきっかけによって霊が見えるようになってしまう」という設定はありがちながら、その使い方に必然性があり、それなりにホラーとして纏まっている。
ただ、他の方も言っているように、良くも悪くも中盤までの霊視現象による恐怖演出が分かりやすい上に、ワンパターンなので飽きてしまう。
後半の謎解き部分でも、特に意外性のある展開も無く、すべてにおいて予想の範囲内。この手の作品にありがちな恋愛要素も中途半端でとってつけたような印象。基本的にホラーに恋愛要素は必要無い。まず「恐怖演出」という点において工夫をして欲しい。