12.《ネタバレ》 記録的・教育的な価値のある映画だとは思うが、映画として面白いかと言われると厳しい。一応、化け物だと思われていたのが段々と知性のある人間である事が分かってくるシーンあたりは良かったと思う。 【alian】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-12-24 13:53:59) |
《改行表示》11.最後まで周りの人たちが、心から主人公を理解しているようには見えなかった。 というのは、後から考えたことであって、ぶっちゃけて言うと、 言いたい事はわかるんだけど、なんか暗いし、テンポが悪い。途中で飽きたので二回に分けてみました。 一応名作といわれているので、見る価値はあるかと……そんな感じでした。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-26 21:14:33) |
10.モノクロなのはグロテスクだからかな。結局エリックは道化のままでしたね。見せ物でなくなっても、一人の人間として扱われる様になっても。トリーブスもケンドールも、メリックに対する感情の根底に位置するのは「可哀想」であって、気持ち悪い姿の怪物だけど、心は綺麗だ、人間の心を持っているって、それだけしか感じてない。表面を撫で合って解りあったフリをしている様にしか見えなかった。 【ぶらっくばぁど】さん 5点(2005-02-08 17:11:38) |
9.ジョンの気持ちを思うと辛いの一言です。毎日何を考えて生きてきたのかな?・・・あー辛すぎる。いい映画なのかもしれませんが、私はダメです。もし、自分の子供がジョンのような容姿だったら育てられるのかな・・・あーやっぱり辛すぎる。ダメだ。「イレイザー」くらい訳解らなかったら、多少後味悪くても許せるのにな。ジョンは産まれてきて幸せだったのかな?・・・あー辛いよ~。やっぱりダメ。 【とーこ】さん 5点(2004-03-30 01:15:27) |
8.なんとも深すぎてコメントができません。悲しい気分だけが残りました。 【ゆきむら】さん 5点(2004-03-17 08:57:37) |
7.《ネタバレ》 「感動した」とおっしゃる方々には,この先は読まないほうがよいと申し上げておく。また,間違って読んでしまった方のために,申し訳ないと先に謝ってもおく。なにを隠そう,この映画こそ私が劇場で観た最初の洋画である。当時「感動の物語!」みたいな感じで宣伝されていたので母が私を連れていったらしいのだが,当の私はそんな母の目論見に反し特に感動もせず,ひたすら「なんかヘンな映画だな」と思っていたのであった。ああ恐るべし子供の直感。今となっては見当違いしかやらかさないが,驚いたことに子供の私は優れて正しかったのだ。この悪趣味な映画が私のような無垢の子供の目に触れることになるなんて!。変態デビッド・リンチと「感動」とでは,日本とブラジルほどの遠さがあることは今でこそ常識だが,20数余年前ではそんな認識がカケラも無かった故の悲劇ではある。しかし,そこにつけこんでリンチの見世物フリークス好きを隠蔽し,感動という名目で純粋な日本の観客を騙した配給会社の罪はやはり重いといわざるを得ない。悪いことに私はリンチファンになってしまったのでもはや手遅れだが,幸い母は健在だ。今からでも遅くはないから少なくとも彼女に対しては何らかの賠償をしていただきたい,といっておくのが人の道・親孝行というものであろう。 |
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6.ドキュメントなのかフィクションなのか、わからないでみたんだよなあ。小学生のとき。実在するっていうのは後で知ったんだけど、ほら、子供が見たら俳優さんがやってるんだとは思わないでしょ。しかも、白黒だし。(カラーで育ってきた小学生にとって、わざわざ白黒にするなんてことは考えもつかない。)罪作りな映画だ。学校でみんなジョン・メリックの物まねして笑ってたよ。ひどい話だけどこれも実話。 【蝉丸】さん 5点(2003-12-29 23:12:46) |
5.中学生の時にみたのかなあ。すごい衝撃でしたね。しかも実話だし。とにかく終始どんよりとして後味の悪い映画だった。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2003-12-12 11:35:56) |
4.観た当時は、なんでこんなにヒットしているんだろうと思いました。その後の作品でデビッド・リンチは好きになったんですが、この映画だとおどろおどろしさが足りないです。 【omut】さん 5点(2003-07-28 01:50:23) |
3.子供の頃に観て泣いたけれど、泣いた理由はなんだったんだろう?言葉にできない理不尽さに腹を立てていたのか、単純に主人公が可哀想だと思ったのか・・ただひとつ劇場で観客が彼に向って拍手をするところだけは「なんか間違っている」と気分が落ちこんだのを覚えています。自分は愛の化身といった表情で微笑んでいる女優さんもなんだか嫌でした。ひねくれた子供。^^;実際にエレファントマンと呼ばれた人が残した精巧な模型が一番心に残りました。 【Rei】さん 5点(2003-05-31 21:41:33) |
2.映画なんかに出てくる醜い容貌の人物がいつも清い心を持っているのは何でだろう?てな感じのことを自殺した漫画家の山田花子(吉本じゃないよ)が書いてました。Dリンチにとってはドラマツルギーをなぞること自体がアンチドラマツルギーみたいなことなのかもね。彼曰く「私はただ畸形が好きなだけだ」と。みんな騙されてんのかもよ、道徳に芽生えたつもりになってるけど。道徳を知りたきゃ「楢山節考」を読むべし。 【象印】さん 5点(2003-04-19 19:58:13) |
1.三輪明宏さんがNHKの番組でこんなことを言っていた。「自分は若い頃、容姿が女性のように美しすぎたため、女だとか化け物だとか、いろいろな罵詈雑言を浴びせられ、差別された。だから自分はもの凄く容姿の醜い人間の気持ちがわかる。…容姿や性別、国籍、年齢、などでヒトを判断するから差別が生まれる。ヒトを心や魂で判断すれば、そのような卑猥な差別はなくなる。こういうことを世界でやれば、差別はなくなると思う。」とても感慨深いコメントだと思います。自分は映画をいろいろと見ていて思うのですが、人間の判断基準なんて、限られた集団、例えば村だとか組織だとか、によってそれぞれ違うし、そういうことが差別だとか争いだとかの原因になっていると思います。とても内輪なことでいろいろなことが決め付けられがちです。今はグローバル化していますが、いまだに人種差別はあるし、宗教の摩擦もあります。アメリカとイラクの戦争もこういうことではないでしょうか。こういう争いがなくなるためには、坂本龍馬のように、ヒトとヒトの間に入って、もっと広い視野を見せることができる人物が必要だと思います。そうです、よく考えればつまらないことで意地を張ることはよくあることですし、そんなことをしているなら、今やるべきことにお互い協力して取り組んだ方がずっといいはずです。ブッシュさんとフセインさんにも当てはまると思います。ちょっとしたつまらない意地の張り合いなのです。フセインさんが意地を張りすぎているし、ブッシュさんをそれに本気でかかってしまっています。映画の中の医者はそういう意味でよくがんばった人物だと思います。逆に、老子が言ったように、一生小さな村を出ることなく内輪に生きた方が差別など生まれないのかも知れません。この意見は鋭い所を突いていると思います。つまり動物のようにある程度の集団を出ることなくそこで一生を終えるということです。これは前時代の生活に戻るということですが、今石油がなくなる騒ぎをしていたりしていて、資源の枯渇、または環境汚染が進むことで地球に住めなくなるかもしれなく、その後人類は火星に手を伸ばすのかもしれませんが、老子の言うような質素な前時代的な生活を送ることが実は賢いのかもしれないです。映画「マトリックス」曰く、『人間は地球に感染したウィルスだ』、これが結論でしょうか…。 |