1.オカルト系ホラーとしては、なかなか楽しい作品だった。黒メイクに黒ずくめの衣装の天使たちも、天使が人間に嫉妬するという設定も面白かった。大まじめに、大天使ガブリエルや堕天使ルシファーを登場させる映画は、珍しいと思う。ルシファーは、そもそもファーストエンジェルでもっとも神に愛されるべきを、下級天使や人間たちに神の愛が注がれることに苛立って、神に反逆したため、地獄に追放されている・・・・・・という設定など、かなり、日本のオカルト少女漫画風だ。クリストファー・ウォーケンの怪演が何とも言えず印象深い。