1.《ネタバレ》 3時間近いサイレント映画とあって、見るのにえらい気合いと体力を使った。
少しずつ見進めて、見終えるのに3日を要した。
話はかなり分かりやすくて、演出に対しての抵抗感はなかった。
抵抗を感じたのはナナの外見に対してだった。
目の色が薄くてそれがモノクロ映像で浮き上がり、まるで白目を剥いているように見える。
つまり気持ちが悪い。
サイレント映画の演出とはいえ、立ち振る舞いも大げさで、こちらのテンションは落ちる。
時代とはいえ、脇毛ボーボーも見ていて気持ちの良いものではない。
ナナに人生を狂わされた男たちの話だけに、このナナの外見の気持ち悪さは重大な問題だ。