1.《ネタバレ》 戦前の作品なので演技もカメラワークも音楽もすべてが古く、ぬるい。
犯人の当りはついたが、これといった証拠がない。そこで名探偵は容疑者の一人に芝居をやらせれて犯人に同じ犯行を起こさせる。
という展開はどうかな。あまり感心しない。
賢い犯人ならそんなトリックにひっかかりはしないだろう。
ただ提示さた謎は魅力的だし、犯行状況も複雑なのが取り柄。
ここからいくつかのヴァリエーションがつくれるはずだ。
さいごに、犬はあんまり関係ない。殺された犬の犯人は不明のままだ。
ミステリ好きなら、退屈しないで見れます。