20.《ネタバレ》 まぁよくある低予算の実験的な映画の一つだけど、その白黒で独特の美学が横溢する映像美が長く印象に残っていた作品。それが最近、「レスラー」やら「ブラックスワン」やらの傑作映画を撮ったアロノフスキー監督のデビュー作と知って納得。人の心に潜む狂気を見事に映像化する手腕が、もうこの作品からその片鱗を荒削りながら覗かせている。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-14 01:19:13) |
《改行表示》19.モノクロームの世界で展開する不可思議な世界。躍動するBGM。視覚と聴覚で味わう作品とでも言えば良いのでしょうか? 孤高の天才の苦しみを表現するのであれば、宗教や株式に登場していただく必要はなかったと思えます。額面どおり、あくまで宗教的な主張を込めて制作したとすれば、まぁそれはそれなりに楽しめますが、結末は今ひとつ納得できないものです。あまりに個人的なものではないかと… 私としては、「現実感を喪失しつつある、つまりは壊れつつある数学者が、一筋の救いの光を求めて苦悩するドラマ」と受け止めたいところです。 ただ、それでも思いのほか斬新さを感じられなかったので、5点献上に止めます。 |
18.天才とお馬鹿さんは紙一重ってことかな。それとは違うか。自分のような凡人には理解できない世界です。でも、この映画の雰囲気は嫌いじゃありません。 |
17.不可思議な作品。難解で理解に苦しみます。でもビジュアル的には見入ってしまうんですよね。見入るけど理解できない。そんな無限循環に陥ってしまう本作。はたして私に本作を理解できる日は来るのでしょうか。 【tantan】さん 5点(2004-05-27 21:40:16) |
16.効果音の使い方には何かインパクトがあってよかった。映像も効果的に不快感を与えてくれた。ただ主人公の性格がひどすぎて、ちょっと腹が立った。ただ、ある程度、数学知ってないときついのかも。でも、たぶん知ってても意味わからんとおもう。 【りょう】さん 5点(2004-05-17 00:30:45) |
15.ここで取り上げられている題材が理系受験生レベルかどうかも判断つかない文転組の俺。しかし、映画だから必ずしも本当に最高難度の数学である必要はないとフォローしつつも、やはり展開にはのめり込めなかったのは事実。主人公の苦悩の本質が今ひとつはっきりしてこないんだよね。とはいえ、独特の映像感覚には引き込まれたので、点数としてはこんなものかな。 【恭人】さん 5点(2004-05-09 19:08:36) |
14.題材が面白いものなのに、もったいないなあと思いました。これ結局、頭痛に悩む男の話になっちゃってる(笑)。師に「命を落とすぞ」とまでいわれるほどの「π」の真相は、結局なんだったんだろう、と。銀河系、羊の角、囲碁・・・。観客をケムにまいたまま、ドリルで・・・っつうのは、反則ですよねぇ。なかなかおしゃれな映像だっただけに、惜しいと思います。 【神谷玄次郎】さん 5点(2004-01-22 02:08:51) |
13.天才の悩みは天才にしか分からない。そういう苦悩と孤独を画面から感じる作品だった。粒子の粗いざらついた映像が、その作品世界にある種の説得力を付加している。作品自体が激しい排他性を持ち、決して万人受けを許さない。天才の心は誰も分からない。きっと本人ですら分からない。天才の心は本人自身すら排するんでしょう。ましてや他人をや。凡人の私にはどうしたって分からない。数学のこともさっぱり分からない。 【ひのと】さん 5点(2004-01-19 15:51:09) |
12.一体なんだったのでしょう?非常に疲れたのだけは覚えてます。 【ディーゼル】さん 5点(2003-11-02 22:26:44) |
11.う~ん・・・? なんか、辻褄が合っていないような・・・あの頭痛は何を現していたのかがよくわからないです・・・最後に頭痛が起こった際に、薬を飲まずにいたら答えがわかったみたいですし、そうなりますとあの頭痛は神への冒涜に対する戒めでもないでしょうが、では何のために痛みを・・・ガーッ! 【AIM】さん 5点(2003-03-28 18:52:03) |
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10.ネタバレ気味!こういう難解な映画は本来すきなのですが、難しいというより、意味はないんだと思う。 あの碁をいっしょにやってたおっちゃんが言っていた事(あれは死だ)が真実で、216文字に取り付かれて狂ってしまった(おっちゃんも最後取り付かれてたが)んで、最後に神を見たのかもしれないし、幻覚を見たのかもしれない。ンナ感じかな。 【NIN】さん 5点(2003-01-30 02:10:19) |
9.数学とは哲学であり宗教でもある・・・ってことなのかな?量子力学では世界は確率的に決定されるんですが、ならばπも当然収束していつかは循環すると考えたのでしょう。そして、その収束をたまたま、宗教と結びつけるっていうのはよくある話なので、ストーリーとしては単純すぎ。映像もイレイザーを彷彿させる物で、それいじょうではなかったです。 |
8.言葉で表すには大変難しそう。部屋中にはり巡らされているケーブル。コンピューターチップ。どんなことでも分かってしまう数式。疑い。幻覚。痛み止め。洗面所。ベンチ。普通の生活。なんか,こんな感じ。 【蝉丸】さん 5点(2002-12-15 12:52:56) |
7.難解な映画だと聞いてはいたが、ここまで難解な映画だとはね~、D・リンチに感化されたインテリが撮った映画って感じがする。 【眼力王】さん 5点(2002-10-23 20:25:18) |
6.うう・・・。わけわかんない。けど、映像は好き。ただ、すごい!と思った。 【こゆ】さん 5点(2002-04-27 06:15:42) |
5.芸術家のごとく天才が崩壊していくだけでしたね。って言うか最初から半分くらい壊れてたし(笑)。もう少し謎解きっぽい映画だと思ってたんで、こうゆう内向きな展開になるとは予想してませんでした。知らないけど、人が発狂するとあんな感じなんだろうねえ。 【ワイプアウト】さん 5点(2002-03-01 00:27:26) |
4.いかにも現代映像作家という感じだ。現代の映像作家に共通するのは、映像の完成度は高いがどこか冷たい、ことだ。この映画もまさしくそうだ。はっきり言ってみていて面白い映画ではない。なぜなら感情移入ができないからだ。そもそも僕が嫌いな数学の話。あんたが理解しようとしてること自体わかんねぇよ、と主人公にツッコミをいれたくなる。ただすごいと思ったのは、ほとんど個人内の葛藤だけで一本つくってしまってるところだ。あとテクノも好きなので、その辺は一応楽しめた。監督さんが頭いい、てのもわかった。 【あろえりーな】さん 5点(2002-02-27 20:14:02) |
3.なんともいえないっす。とにかくいえることは わかわからん。と、いうか 意図的なものはあるのかなぁ。不気味です。 【もっち】さん 5点(2001-11-09 00:08:26) (良:1票) |
2.評価し難いんだけど… 結局,主人公は狂ってしまったの? 【pacini】さん 5点(2001-07-09 16:33:42) |
【鮪】さん 5点(2001-01-30 00:18:29) |