《改行表示》23.《ネタバレ》 “The Pelican Brief”『ペリカンの簡易報告書』かなぁ?ブリーフィングのブリーフ。短い文書とか、そういうの。 当時友人が観に行って、感想を聞いたら「Kにはたぶん解らないと思うわ」と言われたけど、きっとその友人は内容よく解ってなかったんだろう。 あれからおよそ30年。色々な映画を観て、それなりに社会経験も積んだ私が観ても、サッパリ解らなかったわ。序盤は面白いと思いました。近年で言う「あの事件、実はこんな裏があって、犯人はアイツなんだよ。・・・おや?こんな時間に誰だろう」を、まさに映画にした内容。“くぁwせdrftgyふじこlp”をどんだけ楽しめるか期待されるんだけど、う~ん…。 それこそ具体的には「ちょくちょく名前が出てくるマティースって、あの人(トニー・ゴールドウィン)の事だよね、違うの?」みたく、人名と役柄、所属組織を追っ掛けるので精一杯になって、目の前で起きる小さなアクション(逃亡とか暗殺とか)がどう本筋に繋がっているのか、まるで交通整理が出来ないままに映画は終わりました。 『主人公が知らぬ間に国家に追われる』映画で、ウォーゲームとかマーキュリー・ライジングとか、ハラハラ・ドキドキ出来るジャンルだと思うけど、ジュリアとデンゼルの人気者コンビから放たれる、大人の事情で絶対死なない安心感オーラが緊張感を阻害する。あぁ、映画をこんな観方しちゃ駄目なのに。 モーガンを突き止めるトコとか、遊園地での暗殺回避とか、エージェントの追跡から逃げるところとか、どうにも“楽なおつかい”の合間に、主人公たちの頭の上で“危機が空回り”しているような… せめてもう一度観直すと、そして可能なら人物相関図を手にして観ると、きっともっと楽しめた映画だったでしょう。 こういう映画を観て「楽しかった」と言える大人になれるよう、もっと、頑張ります。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-08-19 16:32:35) |
22.陰謀を暴く組織や敵対国家がありそうな気がするけど。 【TERU】さん [地上波(吹替)] 5点(2023-08-19 07:55:57) |
21.《ネタバレ》 昔結構話題なった作品で20年ぐらい前に見た記憶があるのだが殆ど覚えていなくてこの度再見。でもこれって法廷ものだっけ?と思いつつ、冒頭からリベラル系の判事が暗殺されて、これは保守系の敵対勢力の仕業だろうなという構図がそのまま展開されるという大筋としてはなんのヒネリもないわかりやすい話。その中ではホワイトハウスとFBIとCIAの微妙な関係が描かれるものの、基本的には女子大生が図書館で調べて1週間で書いたレポートが政府中枢に出回り関係者が翻弄されて殺人が繰り返されるというそんなバカなという話で、この程度だったらマスコミが簡単に暴くだろ?とツッコミたくはなる。とはいえ、暗殺者に狙われる女子大生が政府と対決して新聞記者がそれをサポートするという展開はサンスペンスとしては見ていて飽きない。でも、これって法廷ものじゃないよね。 |
《改行表示》20.《ネタバレ》 タイトルは知っていたけれど、ストーリーに関しては全く知らないという状態で観賞。 「仮説を唱えた論文程度を恐れて殺人を犯す訳が無い。きっと何かもっと深い理由があるはずだ」と思っていたのですが、中盤以降で「そんな深い真相なんてない」と気が付いてしまい、何だか大いに落胆させられましたね。 勝手に深読みし、期待しちゃっていた自分が愚かというだけなのですが、それにしても終盤において「どんでん返し」が無いのは寂しいし「真実を明らかにしてみせたカタルシス」も薄かったように感じられます。 理由を分析してみるに、こういった映画の場合は視点を「論文を書いた法学生」に定め、巻き込まれ方のサスペンスとして描く事が多いのですが、本作はその視点を意図的に分散させているのですよね。 それによって、法学生が明確な主人公ではなくなり「彼女も殺されるかも知れない」と緊迫感を抱かせる効果があったのかも知れませんが、自分としては「彼女に感情移入出来ない」「敵方も何を考えて、どんな行動をしているのか丸分かりなので、不気味さに欠ける」という結果に終わってしまった気がします。 若き日のジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの組み合わせは新鮮で、ただ立って話しているだけでも好感を抱いてしまう雰囲気が漂っているのは、流石という感じ。 総じて真面目に作られており、クオリティも決して低くはないのですが…… 何だか、その優等生っぷりが「面白みに欠ける」と思えてしまうような、物足りない映画でありました。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-11-23 15:02:09) (良:1票) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 ややこしいストーリーをわかりやすく面白く、万人にも愛されるように見せられることは映画の大きな魅力のひとつと思っている私には、この映画は正直そういった配慮が足りないところに不満を感じます。 人物相関がわかりにくい上に、グレイ(デンゼル・ワシントン)とダービー・ショウ(ジュリア)以外の登場人物の描写が一人ひとり薄いので、それぞれの思惑がかなり先まで進まないと全然見えてこない。いや、見えてこなくても良いのですが、せめてこちらが推理して楽しめるくらいのヒントやわかりやすさは欲しい。ミステリーという要素を含んだサスペンスを楽しむ醍醐味があんまり感じられないのです。なんか作っている側の自己満足感が漂う映画でした。 ただそれでも、要所要所で緊迫感のある演出は楽しむことができました。 見る前にかなり期待していたせいもありますが、残念ながら真相も含め、あまりぱっとしないまま映画が終わっちゃいました。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-10-17 14:28:48) (良:1票) |
18.政治的陰謀を扱ったフィクションは実話ベースの作品に比べ、どうしてもチープになりがちです。この映画も同様ですが、それでもまあまあ見れる作りになってます。まず脇の配役が良いですね。トニーゴールドウィン、ウィリアムアザートンという見るからに胡散臭い男を政府側に、怯える善人ジェイクウェバー、殺し屋スタンリートゥッチと魅力的なキャスティングでした。そしてももう一つはジェームズホーナーの効果音的音楽。重要な場面で緊張感を煽る良い仕事をしていたと思います。主役の二人に関してはジュリアはもう一つ自分を生かせず。これはきっと抑えたんでしょう。デンゼルは全てを持っていけそうだったけど出番が足らず。作品としてはバランスを重視した結果、中途半端になってしまったかなと感じた。ちなみに見たのは2度目。初見は10年以上前で内容をきれいさっぱり忘れていました。今回も何年かするとまた忘れるでしょう。ひょっとしたらこの映画の一番の長所は何度も楽しめるところかもしれません。 【オニール大佐】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-02-22 20:47:50) |
17.普通におもしろかった。このての映画にしては、ストーリーにもそんなに破たんがなく、しっかり作られていたと思う。 【フラミンゴ】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-02-16 19:54:17) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツやデンゼル・ワシントンの演技はよかったが、いかんせん脚本がよくない。なにしろ最後のほうまで明かされないペリカン文書の中身が、それまでの話の筋とは何の関係もない。伏線も張られていなかったので「そこで真犯人登場させるなんてアリかよ」とすら思わなかったけれど。そもそも殺された弁護士の奥さんがビデオをメディアに送っていれば、ペリカン文書がなくても終わっていたよね、とか、そもそも文書は出回っているわけだが、何もせずにほうっておくほうが闇に葬りやすかったのではないか、とか。まあ、それでは映画にならないけど。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-15 02:51:41) |
15.地味です。隠された陰謀は割りと普通でよくあるお話。盗聴や変装、爆破や狙撃は見ていてハラハラドキドキし恐怖を覚えたけど、殺し屋の俳優はインパクトがないし、黒幕の大富豪の姿はほとんど出てこない。やっぱり殺しは人に頼まず自分で殺ったほうが恐怖感が増しますね。殺る側の緊迫感に欠けます。何でも人任せはいかんです。にしても相手が誰であれ殺られる側は緊張して当然で、その緊張が溶けたラストのジュリアの笑顔が良かった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-09-29 11:59:24) |
14.《ネタバレ》 D・ワシントンを除く主要登場人物の立場の変遷が恐ろしく判りにくい。駄作。 【monteprince】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-13 21:46:12) (良:1票) |
|
【マーガレット81】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-01-10 14:54:14) |
12.序盤は早く論文の内容が知りたいって気持ちになれたが、結局期待はずれだった。 |
11.《ネタバレ》 わざわざ殺しに行くほどの意味があるんだろうか。行ったが為にかえって自分の首を絞めているようにしか見えない。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-21 18:40:52) |
10.何回見ても、なんでペリカン文書に行き着く過程が良く分からなかった。サスペンスなのかアクションなのか、どっちも中途半端。 【さら】さん 5点(2005-03-17 13:35:26) |
9.ふたりの競演で注目を集めたが・・・私はジュリア・ロバーツがどうしても美しいと思えないんです.内容的にはまあ,暇つぶしにはなるかな. 【マー君】さん 5点(2004-06-09 21:12:34) |
《改行表示》8.ジュリア・ロバーツに毒されていた頃の僕が劇場までわざわざ足を運んで、皮肉にも主演が彼女じゃなければと冷静になれた作品。 悪くないサスペンス作品ではあるが、やはり主演がどうにも駄目。 演技が下手とか、そんなふうには思わないけど、明らかに彼女に向いてない作風で、新境地を開拓しようとしたが、失敗したという感じは否めない。 寧ろたったそれだけのことで、何故か絶賛したくなくなるという彼女の影響力の大きさを思い知る。 【もとや】さん [映画館(吹替)] 5点(2004-05-31 10:55:51) |
7.もっとずっと面白く作れたはずですよね。責任の大半はやっぱり監督にあるんじゃないかしら。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-03-20 10:43:34) |
6.原作ジャングリシャムありき、なスリリングなストーリー展開は今更、面白いなどと言うまでもない。ただ本題に入るのがちょっと遅い。テンポも悪いし、多少空回りしている。上映時間も二時間二十分も間延びした印象。ラストがすっきりと落ちるだけに、それまでが実にもったいない運び。もっと全体的なペースアップが必要。一見、社会派ドラマを気取ったようにも見える。だが、それ以上にエンターテイメントを作ろうとしているのは一目瞭然。徹底的にエンタメにしてくれた方がラストのオチも生きたのに…そこだけが個人的には惜しまれる。本作のジュリア・ロバーツは「エリン・ブロコビッチ」にかなり通ずるものがあります。 【yuua】さん 5点(2004-03-19 22:23:48) |
5.意味深なタイトルに惹かれてついつい見てしまったクチですが、その実ちょっとだるいサスペンスでした。 【与太郎】さん 5点(2003-12-31 18:01:02) |
4.このタイトルはインパクトあっていいですねえ。しかしながらジュリア・ロバーツが殺人事件をも引き起こす、内容の深いレポートを書いた大学生という設定はチト無理があるというものです。デンゼル・ワシントンはセクシーです。ジュリアのたっての希望で出演したらしい。ロバート・レッドフォード主演の「コンドル」をちらりと思い出したのでした。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2003-12-04 01:18:47) |