配達されない三通の手紙のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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配達されない三通の手紙

[ハイタツサレナイサンツウノテガミ]
1979年上映時間:131分
平均点:4.94 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1979-10-06)
サスペンス小説の映画化
新規登録(2004-02-03)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2024-08-27)【Olias】さん
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監督野村芳太郎
キャスト栗原小巻(女優)唐沢紀子
片岡孝夫(男優)藤村敏行
神崎愛(女優)唐沢恵子
松坂慶子(女優)藤村智子
竹下景子(女優)大川美穂子
小川真由美(女優)(女優)唐沢麗子
乙羽信子(女優)唐沢すみ江
佐分利信(男優)唐沢光政
渡瀬恒彦(男優)峰岸検事
小沢栄太郎(男優)牛山博士
滝田裕介(男優)柏原署長
稲葉義男(男優)橋山判事
蟹江敬三(男優)吉川警部
米倉斉加年(男優)善吉
北林谷栄(女優)タミ
加島潤(男優)
原作エラリー・クイーン「災厄の町」
脚本新藤兼人
音楽芥川也寸志
撮影川又昂
製作野村芳太郎
織田明
配給松竹
美術森田郷平
衣装松竹衣裳株式会社
編集太田和夫
録音松本隆司(調音)
その他IMAGICA(現像)
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6.《ネタバレ》 手錠かけた男に警察まぬけすぎるやろ。
ケンジさん [インターネット(邦画)] 5点(2024-11-12 15:44:16)
《改行表示》
5.《ネタバレ》 【人間を描く】特殊な事情の下での復讐的犯行であり、もっと犯人に同情できるように描かれていれば余韻が残ったろう。犯人が結婚直前に婚約者の男性に捨てられた失意の様子、その後の3年間の喪失の日々、婚約者が戻ってきてからの和解の過程、楽しいヨーロッパでの新婚旅行、満ち足りた結婚生活、これらの動機に関する重要なことが簡略にしか描かれていないのが不満だ。犯人の内面に踏み込んでおらず、女の情念や嫉妬といった感情は記号的にしか伝わらず、感情移入ができない。また夫は二人の美女から死ぬほど愛される役柄である。それなのに男性的・人間的魅力に乏しい。神経質な顔に軟弱そうな体、言われるまま義父の会社に勤務するが勤務評価は低い、感情的に女に手をあげる、酔いつぶれて「あの女を殺す」と叫ぶ、別れてくれない女を毒殺しようとする、妻や妻の姉に金を無心する…、ダメ人間である。いったいどこに魅かれるのか。彼がどうして結婚破棄をして逃亡したのかも説明されない。過去の苦悩や苦悩が描かれなにので、この男が自殺しても観客の心は動かない。脚本は米国青年が日本にやってきてからの出来事を律儀に時系列で進め、ジョギングや陶芸やフルートなど不要なものばかり描いている。加害者の不幸な人生を描くことに成功して名作となった「砂の器」と好対照をなす。ただ被害者である元恋人の不幸な人生は描けている。 【サスペンス】登場人物の少ない家庭内殺人事件である。夫が犯人であるかのようにミスリードしているのは見え見えで、苦笑を禁じえない。三女と居候の青年は探偵役、長女は本筋に絡まない、父親も母親も影が薄い。となると残るは妻と夫の妹だけで、意外性がないのだ。三女の婚約者や長女、父親などを容疑者候補にするくらい練らないと良質のサスペンスをはいえないだろう。警察の捜査も不信で、どうして被害者の身元を真っ先に確認しないのか。素人探偵に先を越されている。警察の不注意で無実の容疑者人が逃亡、自殺させてしまった責任は重い。逃亡を幇助した容疑者の妹も見逃している。事件の真相を明らかにせず、闇に葬るのは検事としてあるまじき行為である。証拠がないというが、ヒ素の入手経路を調べれば真相が明らかになるはずである。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-21 22:44:41)
《改行表示》
4.本格的な推理もののドラマで、あまりにもお話の出来がいいので、 鑑賞後に調べたら、原作がエラリー・クイーンと知ってびっくりした。 当時は横溝正史が流行っていたせいか、雰囲気がやたら暗くて、演出のほうは今イチ。 それが良かったのか悪かったのか、一種独特の雰囲気を醸し出している。 アガサ・クリスティーの映画に、横溝正史の色を加えたといったイメージ。 バランスという点で、観る人によって評価の別れる作品だとは思うけど、 ストーリーはしっかりしているので、推理ものが好きな人にはお薦め。
MAHITOさん [地上波(邦画)] 5点(2011-08-18 20:47:55)
3.野村芳太郎監督によるサスペンス映画。「危険な女たち」と同様に外国文学の映画化作品で、印象としてはそれほど深みもなく分かりやすい2時間ドラマ的な映画で、はっきり言って凡作なのだが、期待していなかったからか思ったよりは面白かったかな。(物足りなさもだいぶ感じるけど。)出演者も豪華でそれぞれの役者の演技を見ているだけで安心して見ていられる映画なのだが、中でも、終盤の栗原小巻の演技はかなりのインパクトで印象に残り、この女優のうまさを感じさせる。神崎愛がフルートを吹くシーンはなにかストーリーと絡むのかと思っていたが、たいして意味もなく、ただのサービスカットだったみたいで無くてもよさげに思う。彼女と一緒に手紙の謎を追う日系人のキャラクターもいかにもという感じだった。松坂慶子はうまいんだけど、今年既に何本か出演作を見てるせいかこういう役柄というのはちょっと違和感を感じる。その母親を演じる北林谷栄を見ていてつい「となりのトトロ」で声を演じていたカンタのばーちゃんを思い出してしまった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-21 13:50:05)
2.《ネタバレ》 エラリー・クイーン原作になっていたので、期待しましたがサスペンスってほどハラハラ感が少なかったかも。怪しげな兄妹と奥さんの三角関係と、神崎愛と外国からきた従兄弟(?)との探偵ごっこで進めていくところがTVドラマでもやっていそうな雰囲気でした。
うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-27 16:03:03)
1.《ネタバレ》 出演者は豪華。なかでも、〇〇〇〇さんの顔に似合わない半狂乱の演技にはびっくり!内容はちょっと、メリハリがないかな。各々登場人物の心情が絡み合いすぎて、かえって全て中途ハンパになっちゃった感じがしました。松坂慶子はキレイすぎて、あの役はミスキャスト?神埼愛の“お約束”フルートに苦笑い。
いわぞーさん 5点(2004-06-29 23:00:24)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 4.94点
000.00%
100.00%
200.00%
3318.75%
4212.50%
5637.50%
6425.00%
700.00%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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