1.双子の兄が、顔に手が生えているだけ、みたいな異様な姿をしていて、バスケットケースの中に潜んでいる。という作品。
前作のラストで兄弟2人、いや1.5人くらいでしょうかね、は、悲劇の転落死を遂げたはずなのですが、この続編は前作のラストシーンから始まり、「いや、死んだなんて一言も言ってないもんねー」とばかり、1.5人とも実は怪我だけで済んでたことにして、さっさと物語を開始してしまう。なるほど確かに前作のラストは救急車のサイレンで終わってたもんなー。効果音も、入れてみるもんです。
でこの第2作。フリークスたちのコミュニティがあって、彼らもその仲間入りをすることに。と聞けば何だかイイ話のようですが、このコミュニティの面々が、何とも言えん特殊メイクで、ヘルレイザーっぽさ全開、なんですね。どうも妙な雰囲気で。
で、それを嗅ぎつけた記者が、秘密を暴こうとする、という展開。
前作よりナンボか「ちゃんと映画を作ってる」という感じはするものの(あくまで相対的に、ですが)、その分ちゃんと、面白くなくなっていて、結局、両要素を掛け算すると大体同じようなところに落ち着いてしまうのかなあ、と。
ラストはまるで、「第1作に続く」とでも言いたそうな。