1.なんというドタバタ劇。一人の女(と金鉱)に翻弄される男達の話。故に、ヒロインに魅力を感じられないとちとキツい。前半1時間は特になんてことなかったけど、後半にグイグイ物語が進行し、ようやく動き出したか!という感じで引き込まれます。まあ完全なる娯楽作品だけに全体的に雑な部分が多い印象はありますが、ジョン・ウェインの新鮮な演技を見れただけでも儲けもの。キャラ的には相変わらずのクールなモテキャラであり、さらに例の風格を維持しつつも、目を寄せて卒倒したりうっかり手を踏まれたり、かわいらしさ?が随所で光ります。個人的にはジョージとミシェルが小屋にこもったのをソワソワ待つ夜のシーンがすごく好きですね。