2.《ネタバレ》 まず思い出すのは、藤子不二雄氏の名作短編「ある日…」。未見の方は、Youtubeでも見られますので、是非。終わりは、常に唐突にやってくる。また、伊丹十三監督の「マルタイの女」での津川雅彦のセリフ。「人生は実に中途半端だ。そう、道端のドブのようなところで、突然、終わるもんだよ」。その通りだと、思います。本作の登場人物の方々には申し訳ないですけど。反戦映画というくくりで語られることが多いようですが、ワタシは、むしろ「死」というものの理不尽さがメッセージとし…(遠いところから光らしきものが届き、書きかけのまま終わる)