2.《ネタバレ》 ガキ1人がヨーロッパ横断っていうのはかなり無理があり小説の映画化なのに出来すぎ感がたっぷり感じられるのは変な気分だけども随所随所に収容所時代の嫌な思い出がフラッシュバックで出てきて少年の心の変化を上手く表現してるのは素晴らしい。ポーカーフェイス的な演技がさらに拍車をかけてていいんですがruntimeがTV映画並みなのでたまにあっさりとした展開になるのは残念。あまりの出来過ぎなラストもそうですが、収容所からあっさりと簡単に逃げられるとも思えないのでその辺もうちょい手の込んだ設定が欲しかったなぁと思います。