実相寺昭雄監督作品 ウルトラマンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 実相寺昭雄監督作品 ウルトラマンの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン

[ジッソウジアキオカントクサクヒンウルトラマン]
1979年上映時間:102分
平均点:5.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1979-03-17)
アクションドラマSFコメディファンタジーシリーズものオムニバス特撮ものTVの映画化モンスター映画
新規登録(2006-12-15)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督実相寺昭雄
円谷英二(監修)
助監督東條昭平
キャスト黒部進(男優)ハヤタ隊員
小林昭二(男優)ムラマツ隊長(キャップ)
毒蝮三太夫(男優)アラシ隊員
二瓶正也(男優)イデ隊員
桜井浩子(女優)フジ・アキコ隊員
雷門ケン坊(男優)男の子
原保美(男優)ヒゲ親父
福田善之(男優)所長
永井秀明(男優)福山博士
金子吉延(男優)ゼロ戦
浦野光ナレーター
脚本佐々木守
実相寺昭雄(ノンクレジット)
音楽宮内國郎
作詞円谷一「ウルトラマンの歌」(ペンネーム「東京一」)
作曲宮内國郎「ウルトラマンの歌」
主題歌佐々木功「ウルトラマンの歌」
撮影内海正治
製作円谷皐
制作円谷プロダクション
配給松竹富士
特撮高野宏一(特殊技術)
佐川和夫(特殊撮影)
編集浦岡敬一
録音キヌタ・ラボラトリー
照明高島利雄
スーツアクター古谷敏ウルトラマン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(5点検索)】[全部]

別のページへ(5点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 テレビシリーズ「ウルトラマン」の中から実相寺昭雄氏が演出したタイトルだけを集めて繋ぎ合わせた映画です。氏の創る絵は作り過ぎという意見があるかもしれないが、映像演出とは何たるかのひとつの回答でもあると思います。ダイナミックな遠近感や思い切った陰影の付け方。特に逆光の使い方が印象的で、光をフィルムに定着させると云う意味ではアニメなどでは出来ない演出の分かりやすい見本です。今作にはシリーズのタイトル順に5体の怪獣が登場します。ガヴァドン、テレスドン、ジャミラ、スカイドン、シーボーズ。回を追うごとに、この監督の個性が強く出ているのが分かります。スカイドンのエピソードは「ウルトラマン」シリーズの中で唯一コメディタッチで描かれているタイトルで、ハヤタ隊員がカレーを食べていたスプーンをビームフラッシュと勘違いして変身しようとするシーンには腹を抱えます。そして、特筆すべきはジャミラとシーボーズ。シリーズのほとんどの怪獣たちはウルトラマンのスペシウム光線にやられますが、ジャミラは水を浴びせられ続け、泥にまみれて苦しみながら息絶える。この切なく哀れな死様には、子供だった自分の心もキュッと絞られたことを覚えています。このタイトルでは、いつも三枚目のイデ隊員が実はナイーブな奴で、疑問を抱えながら怪獣と戦っていたことが明かされます。シーボーズはウルトラマンに殺されなかった唯一の怪獣です(たぶん)。いかつい外骨格のいでたちで膝を抱えて背を丸めるギャップや、まるで駄々っ子のような描写は怪獣に確かな人格を与えていました。この2タイトルの徹底的に怪獣の側に立ったストーリー作りは「ウルトラマン」シリーズに厚みを与えていたと思います。自分はこの監督が大好きですが、こんな映画があるとは最近まで知らなかった。ちょっと得した気分でした。各タイトルだけなら軒並み高評価ですが、1本の映画として観ると、自分の基準ではこの点数。余談ですが、ウルトラシリーズにおける実相寺演出の最高峰は「ウルトラセブン」のメトロン星人のタイトル「狙われた街」だと思います。畳に胡坐をかいて、ちゃぶ台を挟んで宇宙人同士が会話するシーンには形容したがい味わいがあり、それに続く夕映えの戦いには実相寺氏の絵作りの真骨頂が見られます。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-12-28 03:49:24)(良:2票)
1.《ネタバレ》 ああ、タイトルはただの『ウルトラマン』だと思っていたので気付きませんでした。30年前、従姉の息子を連れてパンテオンで見たのですが、再編集ものなこの映画、テレビで見た時はひと味違う面白さのエピソード達だったものの、既出な映像を映画館で再度見るのは結構シンドかったというのが正直なところ。子供の頃、テレビシリーズは本当に大好きでしたが、ではと思い出してみると、特定のエピソードだけがハッキリと思い出されて、意外と内容を忘れているものが多く。グビラとかケロニアとかネロンガとかのエピソードって、どんな話だったかなぁ?みたいな。その点、実相寺昭雄監督作の諸作は、その特異さで子供心に強く印象に残るものでした。特にジャミラの悲劇とスカイドン、シーボーズでのドタバタは。ただ、ウルトラマンの王道から外れたエピソード達でもあったがゆえ(ジャミラ、シーボーズには殺戮者としてのウルトラマンという視点があり、ガバドンに至ってはウルトラマンは子供達の夢を奪う存在として描かれ)、そこだけでまとめてしまうと『ウルトラマン』としては違和感を抱いてしまうのも確かで。テレビの、児童合唱団の歌と共にシルエットが流れてゆくアレこそが自分にとっての『ウルトラマン』なんだよなぁ、と思うのでした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2009-12-29 01:03:21)(良:1票)
別のページへ(5点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.29点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
4114.29%
5228.57%
6114.29%
7228.57%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS