8.《ネタバレ》 最初のほうこそ面白かったのですが、終盤になるにつれ、だんだんつまらなく・・・。
理由は2つ。まず、夜のシーンが多くなり、画面が真っ暗で何やってるか全然見えない。
理由のふたつめは、あれだけ武装して、警官に発砲して暴行までして、少女の遺体まで出てきて不起訴なのは無理がありすぎるってとこ。こんな出鱈目がまかりとおるのであれば、完全犯罪やり放題である。
これは凶悪犯を再度野放しにして、主人公と対決させたいってだけじゃん、っていう安直なプロットに醒めます。
更にはキャラハンをストーリー上孤立させたいってのはわかるんですが、上司も検事も市長もキャラハンを責めまくるのでイライラします。
今作初鑑賞なんですが、勝手にアウトローなヒーローが型破りに暴れまくる、そんな爽快なアクションをイメージしちゃってたんです。そりゃ勝手にイメージした自分が悪いんですが、このタイトルにクリント・イーストウッドだったら期待しちゃうじゃないですか。良そうに反して優等生なキャラハンに物足りなさを感じてしまった次第です。
ただ、若き日のクリント・イーストウッドを見られて、そこだけは大いに満足です。