1.《ネタバレ》 セットから衣装まで当時を忠実に再現しています。
今まで観た史劇映画の中では最高峰。
ただそこまでやっておいて登場人物の考え方や行動原理が現代人なので興ざめしてしまいます。
ヒュパティアも現代のジェンダー的なものへの投影にしか見えなく、ヒュパティアを庇う男たちもヒュパティアに首ったけ以上の感情が読み取れませんでした。
かの地域では宗教対立は今でも続いてるので、現代にも通じるものとして見せたかったのかもしれませんがどうものめり込めませんでした。
脚本、俳優陣クオリティが高いので完全に好みの問題です。