8.《ネタバレ》 ある意味、すげー。「細かい事、言ってんじゃねえよ映画」?。
実は、この映画、米国の大学生がガレージで仲間と作りましたって背景でもあったら
拍手喝采だろう。天才が現れた!って感じで。実際は、そうじゃないけど。
屋上で敵を素手で殴るシーンは、さすがに飽きて来た。なんだか「金掛けた仮面ライダー」。
そう言えば日本には昔「地球へ…」(竹宮惠子作)っていう漫画があったが、
あの時代に、所謂「機械的なロケット」じゃなくて、ああいう造形の宇宙船を描いてたっていうのは、
かなり革新的なデザインだったんじゃないか?…と、この映画を観ながら再認識。
なんだかサ、海の中で静かに暮らすウニにしたら、ある日、水の上からズバっとやって来て、
モリみたいなので仲間を上へ上へとさらって行き、パカっと割って内臓(生殖腺だって!)食ってる
人間って言うのは、まあ、こんな感じかね。トゲで反撃しようものなら逆ギレするだろうし。
愛し合う二人が一緒に吸い上げられる場面を観てたら、それはそれで、
子どもにオンブバッタが2匹一緒に捕獲されちゃった時は、こんなか?…と。
逃がしてやれよ、そういう時くらい。それにしても、ラスト。
もしや、あなたは○○?。そう来たかー。やっぱり仮面ライダーだ。
なかなかM・ロドリゲス出て来ないな…と待っていたら、それは違う映画だった。ああ…。