1.《ネタバレ》 現代の日本にもB級映画は存在した!それが嬉しい。
「B級映画」って貶すための言葉として使われる事もあるけど、自分はもっぱら褒め言葉として使う。「ガッツリ金をかけて宣伝しまくらなくてはならない全年齢向けの映画ではできない表現」をしている映画という見方で。
日本には大衆向け映画や低予算映画は数多く存在するが、いい感じのB級映画って滅多にない。
「デンデラ」は、そういう意味では立派にB級しているのである。
登場地人物はババアだけ。そのババアがいっぱい死ぬ。感動的な話ではない。アクションが凄いわけでもない。スケールもちっちゃい。要するにヒットする要素がゼロなのである。
で、肝心の本作の内容だが、ハッキリ言って全然面白くない。もっさりとしたストーリーがかったるい。序盤は全然話進まないし、後半になっても、盛り上げ下手。
肝心のクマさんとの格闘シーンも、ババアばかりなので動きが遅い。
走ってもノロノロ。すぐ転ぶ…。クマも怖くないし。そして、キリリと名台詞を高らかに決めるババア。
…もしや、ふざけてるのか?ともかく、大自然とババアとクマだけでできている映画。
この映画は面白くなかったが、こういう映画は好きだ。
1000円で観られるし、ちょっくら暇つぶしに観に行ってもいいんじゃないの?
あ、ババアババア言ってすいませんでした。悪意はありません。