1.シルヴィア・クリステルと共に、一大センセーションを起こしたアニー・ベル。活躍期間が短かったためか、日本での人気はクリステルに及ばなかったものの、銀髪のショートカットと気持ちいいほどの大胆な脱ぎっぷりは大変話題になった。無邪気で愛らしく、いかにも愛の妖精にふさわしい。
映画はエロティックな部分だけが話題になりがちだが、男性に頼って生きる女性から、自分自身を大切にする意識に目覚める女性をも描いている。その点ではエマニエル夫人よりむしろ良くできていると思う。リンダ・リーが歌う主題歌もとても印象だった。