3.《ネタバレ》 あらすじを読むとそれなりにそそられるんですが、リチャード・ギアっていうところに不安のようなものを感じて「あ、観たい!!」とならなかったんです。
・・・やっぱりアカ抜けない。CIAの分析官にしてはシャープさが無いし、なんかドンくさい。
ギアは隠された過去とか危うさを抱えた家族モノのお父さんなんていう方がいいんじゃないかと思う。
「カシウス」の正体が早々に明かされる時点で本題はコレじゃはかったのか?と少々戸惑う。
監督は「3時10分決断の時」の脚本を手掛けている人、確かに脚本はかなりいいと感じます。ただ映画として完成品になったものはどことなく不器用で洗練されたものがないんですよね。やはり監督としてはこれからということですかね。
ラスト近く、ハイランドのベンを見る目や「間」が何かを悟ってるようにも感じられる、ハイランドは何を企んでいるのか、CIAには私も幾度も騙されているし絶対信用できない、映画の中でのことですが。
ベンの今後はどうなるのか・・・続編ができてもいいかなとは思います。