1.《ネタバレ》 まずは設定において、これが25人に対する《死刑宣告をする瞬間》であり、それからの即刻《死刑執行》という事であるなら尚緊迫感が得られます。だがしかし、ここに集められた人間どもは既に死刑宣告をされた死刑囚なわけです。それ相当の事をやって反省の色も薄いから既に死刑を確定されている者たちなのです。なので、それをなにを今さら更生させるだとか死にたくないだとかそんなヘタレな能書き聞きたかないし見せられたくもないんです。たかがドラマで熱くなるのもなんなんですが、そこの設定が既に好みとなるものではありません。
尚さらに、そんな輩に対しては、亡くなった被害者同様に苦しみ死んでもらいたくなるのが民意です。(なのに軽く首吊り)またこちら視聴者側に対してはその死んでゆく様をキチンと見せてくれなきゃ意味がないでしょう。なのに最初にビンゴした人間9人いたのに死刑執行の場面を捉えられたのは僅かに1人。結果、25人もいたのに死刑執行の場面を映し出されたのは僅か4人。これでは消化不良。
あと消化不良に思えたのが、死刑囚と最後に会いたいと呼ばれ会議室に集められた人間たちのペアリング。これが分かりづらかった為に面白さは半減していたんじゃないのかと。もっとそこは前半部分でこちら視聴者側に対して上手いこと説明がてらに分かりやすく見せつけられなかったのかと。
アイデアとしてはよろしかったのですがね、惜しい。