遺体 明日への十日間のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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遺体 明日への十日間

[イタイアスヘノトオカカン]
2012年上映時間:105分
平均点:7.30 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-02-23)
ドラマ実話もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-10-28)【イニシャルK】さん
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監督君塚良一
キャスト西田敏行(男優)民生委員・相葉常夫
緒形直人(男優)葬儀社社員・土門健一
勝地涼(男優)釜石市職員・及川裕太
國村隼(男優)住職・芝田慈人
酒井若菜(女優)歯科助手・大下孝江
佐藤浩市(男優)医師・下泉道夫
柳葉敏郎(男優)歯科医師・正木明
佐野史郎(男優)市長・山口武司
沢村一樹(男優)釜石市職員・松田信次
志田未来(女優)釜石市職員・照井優子
筒井道隆(男優)釜石市職員・平賀大輔
西原亜希(女優)
小橋めぐみ(女優)
長野里美(女優)
おかやまはじめ(男優)
脚本君塚良一
音楽村松崇継
撮影栢野直樹
製作亀山千広
フジテレビ
配給ファントム・フィルム
美術山口修
録音柿澤潔
柴崎憲治(音響効果)
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1.《ネタバレ》 被災の直接描写は省略されているが、どうせもう見たくないので結構だ。死んではならない多くの人々が死んで、自分などが生きているのが情けない。劇中では若い女性がそのようなことを言っていたが、この人物にこの台詞は似合わない。

ところで原作の登場人物のうち、映画では民生委員の人物を主人公とすることで“人間の尊厳”に焦点を当てようとしていたらしく、これは題名との関係でも妥当と思われる。ただし原作では、被災地で働いた全ての人々がそれぞれの職務を果たそうと苦闘したことを伝えているのに対し、映画ではいちいち大げさに嘆いてみせる饒舌なこの主人公が特別の存在感を発揮していたのは正直なところ違和感を覚えた。
また原作は現地の実態を淡々と伝えようとしたかに見えているが、映画では明らかに独自のお話を作っているのがどうも気になる。現実には肉親のことを後回しにしても職務を優先した人々が多くいたはずだが、映画では友人と連絡が取れないという理由で部屋の隅に隠れてしまうような人物をわざわざ出してきて、こんな男の成長物語など見たくもないという気にさせられる。
そのほか原作から台詞だけを借りて来て周辺事情を伝えていないため、登場人物の真意がわからず苛立たしいだけの場面もある。こういう題材を扱ったものを低評価にすると人格を疑われるかも知れないが、残念ながらこの映画にはあまりいい点を付ける気にならない。

なお個別の場面としては、女性職員が小学生の遺体を見て泣き出したのは唐突で不自然だったが、ただし取り乱してしまってわけのわからない行動になっている様子自体は迫真の演技とも取れる。また目の前で娘を亡くした女性が他人を罵りながらも、実は言っていることが全て自分自身に向けられているのを全身で表現していたのは鬼気迫るものがあった。ほかにも女性の嗚咽は聞いていてつらいものが多かった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2014-03-14 19:55:15)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.30点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5110.00%
6110.00%
7220.00%
8660.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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