2.《ネタバレ》 ボクシングのシーンは、いっこうにセリフがなく、黙々と戦っていくので長くは感じなかった(少々倒れすぎの感じはしてくどくは思ったけど)。でも戦いの中で見える幻覚は結構リアルだった。裸のリングガール、ゲイとののしる声、イエスの姿がそれぞれの個性とリンクして、助けになりやる気を喚起するものになってる。まさに自分との戦い、自分の世界に入り込んでいる姿が描かれてる。アントニオ・バンデラスもウディ・ハレルソンも初めて見たけど、役作りなのか胸板はものすごい厚いし、背中の筋肉もすごかったね。シーザーが網膜剥離の経験があると言ってたので試合で何か起こるかと思ったけど、何もなかったね(汗)。ラストはシーザーが勝つ展開かと思ったので中途半端な感じは否めなかった。ルーシー・リューは下積み時代ではなかろうが、チョイ役でも結構インパクトのある役どころだった。