8.原作未読。ドラマ版は一部のみ。ドラマ版だと若手俳優の演技力に難があって続けて見てられなかったのですが、この映画版は、若手の実力派の俳優を擁して、しっかりキャラクターを作り込んだあたり、ドラマでできなかったことを映画でやる利点をしっかり活かしていたと思う。菅田君、門脇さん、窪田君の3人はもちろんですが、この映画で一番輝いていたのは、やっぱり愛沢役の中尾君。ガキギャングを引き連れるクズ暴走族崩れで、物語上も最悪のキャラなのに、なぜか憎めず、チャーミングですらある。ウシジマの「俺は愛沢のことが大好きなんだぞ」というセリフ、まさにそのとおりでした。ただ、前作同様、全体の尺が長いしダレる。とくに最後の物語を収束させる一連のシーンに15分以上かかっているのはやっぱり説明過剰。五円玉のエピも重ねすぎてくどい。ワンショットの映像やセリフ1つだけでことの顛末を伝えるのはドラマ版でもできていたのだから、映画版でもそのストイックさは残して欲しかったと思います。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-10-16 12:00:12) (良:1票) |
7.こういったジャンルの映画として分かりやすいが、出てくるワルの小物感が作品を小さくさせているところもある。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-12-08 15:44:15) |
6.《ネタバレ》 今回のエピソードはこの作品で描かなくても良かったかな。一言で言うとぬるい。そのせいか前作のような緊張感や悲壮感が皆無でした。次回作に期待。キャスティングは主役級が出過ぎです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-02-17 00:25:16) |
5.Part1がテレビでやっていたのと、Part3が公開されたのでとりあえず、観てみた。 映画の性質上、仕方がないけどがクズしか出てこないなぁ・・・ クズしか出てこないのだから、R指定にしてもっと過激にしたほうがいいんじゃないのか? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-12-23 23:58:04) |
4.前作に比べると、族とかホストとかAVとか非日常化してしまって、ある種ありきたりであり、かつリアリティーがないというか、ただの犯罪バイオレンスになってしまったような。もっと普通の人がカネで落ちていく・狂っていく様や社会派的な要素を出した方がオモシロい。という点では廃棄処分場の労働者にもっとフォーカスして欲しかったな。柳楽優弥がなぜああなってしまったのか?等が知りたかった。教訓としてはあんまり他人に同情・共感していてもダメで、時には鬼になる必要もあるかな?とも思うが、それが行き過ぎると所謂「自己責任論」になってしまって、「明日は我が身」という感覚が損なわれるんだろうと思う。 |
3.《ネタバレ》 不愉快な人間ばっかで不快な人間模様を一方的に見せられてゆく中で なぜか一番アホなハズの愛沢(中尾明慶)が唯一まともな人間に思えてきてしまったのだから あら不思議。彼の功績はデカイでしょうや(ある意味いろんな意味でね 彼がいたからこそ楽しめたww) ところでそんな愛沢の嫁役が木南晴夏だったなんて見終えてから後で知った。(気付かなかったことにちょとショック。) それから柳楽優弥クンって一体どこに出てたんかなって後から調べたら うっは あのキチガイ男役が柳楽クンだったのね うっは まさかだったような気もするが エビ沼だったっけか(きたねー顔の) 彼が柳楽クンだったんだね まあ不思議。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-11 23:56:39) |
2.《ネタバレ》 「なんで、こんなに原作に比べると、緩いってゆーか、ヌルいの?」 「それはね、最初からテレビ放送を予定しているからだよ」 「なんで、カメラワークやシナリオが凡庸なの?」 「それはね、元々はテレビマンだったプロデューサーが監督もやっちゃってるからだよ」 「へぇー、あんなに過激で面白い原作なのにもったいないね」 「前作よりもスケールダウンしてるんだから、その分、もっと人間描写を頑張れば良かったのにね」 【伊達邦彦】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-02-08 05:34:51) |
1.《ネタバレ》 原作もTVシリーズも未見。貸金業モノといえばナニワ金融道があるが、あちらは大阪庶民の話がベースだが、こちらは大都会・東京のビルの谷間にうごめく若者に焦点を当てているところが特徴か。前作も含め、普段目にすることのない都会の光と影(今回でいえばホストクラブ)を垣間見られる点が面白いといえば面白い。出てくるキャラクターが皆が皆、金と欲に振り回されるなかで、本来違法な存在であるカウカウファイナンスの連中がまともに見えてくる不思議さがある。5円玉を拾える感性を失わないことが大事とのメッセージは首肯できるが、一本の映画としては長尺のわりには少々物足りなかった。 【田吾作】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-11-20 12:33:20) |