3.《ネタバレ》 大人気ゲームの実写化。特典映像見てると、ゲームの制作者も最初から映画化することまで考えて作ったゲームのようです。
ただ、なかなかこの世界観は見る人を選ぶなというか、記憶を退行する装置を使って500年前を追体験していくというのは
まさに荒唐無稽なんですが、そこを乗り越えてすんなり鑑賞できるかが第一関門ですね。
ゲームの方ではあの装置は単なる椅子型みたいですが、それだと映画として面白くないということでああいう装置になったそう。
そんなわけで、500年前の記憶とカラムが華麗にシンクロする映像になり、
中世世界とSF的世界が交錯するというなんとも不思議な画に仕上がってます。
ストーリーとしては心揺さぶられる要素がほとんどなく、もっと人間模様織り交ぜた葛藤を入れたほうがいいのではないかと。
この点がやはりゲーム原作の映画に共通して言えることで、どうしてもヴィジュアル重視になっちゃいますね。
アクションシーンは流麗でなかなか魅せてはいましたけど。