恐怖と戦慄の美女<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恐怖と戦慄の美女<TVM>

[キョウフトセンリツノビジョ]
TRILOGY OF TERROR
1975年上映時間:74分
平均点:4.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス
新規登録(2021-01-12)【かっぱ堰】さん
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監督ダン・カーティス〔監督〕
助監督アート・レヴィンソン
キャストカレン・ブラック(女優)ジュリー/ミリセント/テレーズ/アメリア
ジョン・カーレン〔男優〕(男優)トーマス・アマン
ジョージ・ゲインズ〔男優〕(男優)Dr. チェスター・ラムゼイ
グレゴリー・ハリソン(男優)
原作リチャード・マシスン
脚本リチャード・マシスン
撮影ポール・ローマン
製作ダン・カーティス〔監督〕
あらすじ
教え子に付き纏われる女性教師。正反対の性格を持つ姉妹。呪われた人形を手に入れてしまった女性。カレン・ブラックが各話の主演をつとめる3話オムニバスのホラー作品集。
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1.《ネタバレ》 カレン・ブラックさんを初めて知ったのは(顔と名前が一致したのは)「エアポート'75」。当時はまだお子ちゃまだったので、「イージー・ライダー」や「ファイブ・イージー・ピーセス」といった作品には縁がありませんでした。子ども心に外国人然としたルックスに何か現実離れした魅力を感じたものです。と、まずは懐かしさが先行して(作品自体の放つ70年代の香りも後押ししてます)楽しめました。

物語的には、第1話と第2話は基本はサイコサスペンスで2話目に少々オカルトエッセンス(特に3話目に繋いでいる訳でもなさそう)。今となってはある程度使い古されたプロットですね。一話あたり20分強という尺もあって、それぞれに唐突感が否めません。始めから独立したショートフィルムならば、作り手ももう少し違う展開で楽しませてくれたのかも知れませんが、カレンさんを前面に据えたオムニバス故、特にあとひとひねりまでは考えなかったといったところでしょうか?とりわけ手抜きとは思いませんが。

大いに盛り上がるのは第3話ですね。呪われた人形が襲い掛かる恐怖を描いた作品としては、当時はかなり斬新だったのではないかと。70年代以前の人形ものホラーと言えば、蝋人形系、つまりは等身大のリアル人形ものだったと記憶しています。網羅的に知識がないので断言は出来ませんが、この手の民族人形的なもの、かつ手の平サイズ程度の小型人形が襲い掛かるというのは画期的だったかも。

ただし、カレンさん演ずるヒロインのリアクションには、大変申し訳ないのですが大笑いしてしまいました。見ようによってはほぼコント。腰が抜けてるからって転んでないでまずは外に逃げなさい(何故に鍵が開けられなくなってる?)。部屋に籠るにしても相手はドアを開けられるってことを学習しなさい。静かになったからってトランク開けるのは慎みなさい。そして、分かりやすい伏線回収のオーブンでロースト(冷静に足で踏ん張る姿がキュート)。なのにまたもや開けちゃうし、等々。

極めつけは最後のカットですね。当時的には売り出し中の美人女優さんだったように思えるのですが、よくぞ受けました。ある種の体当たり演技なのでしょうか?

とは言え、古の雰囲気を大いに楽しめた作品。TVMらしいエンドロール後の全キャスト登場の紹介カットも良い感じ。現代目線の酷評は避けて5点献上します。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-25 15:02:20)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4266.67%
5133.33%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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