Pearl パールのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Pearl パール

[パール]

Pearl

2022年【米】 上映時間：102分

平均点：7.20 / 10点(Review 10人) 

公開開始日（2023-07-07）

（ ドラマ・ホラー・サスペンス・シリーズもの・ミステリー・バイオレンス）

監督	タイ・ウェスト
キャスト	ミア・ゴス(女優)	パール
声	瀬戸麻沙美	（日本語吹き替え版）
原作	タイ・ウェスト	（キャラクター創造）
脚本	タイ・ウェスト
	ミア・ゴス
音楽	タイラー・ベイツ
撮影	エリオット・ロケット
製作	タイ・ウェスト
製作総指揮	ミア・ゴス
配給	ハピネットファントム・スタジオ
美術	タイ・ウェスト
編集	タイ・ウェスト

あらすじ

銀幕のスターに憧れるパールは、ドイツ系の厳格な母親と病気で体が殆ど動かなくなってしまった父親と3人、人里離れた農場で酪農を営んでいた。パールには夫がいるものの、今は自ら志願して出征しており、父親の介助と家畜たちの世話に追われる日々の暮らしは多忙を極め、パールの心は次第に鬱屈とした気持ちで覆われつつあった。そんなある日、父親の薬を買うべく出掛けた町で、彼女は映画を通じて一人の男と知り合う。そして彼女は、抑圧された生活だけが待つ実家に見切りをつけ、自由で華やかな暮らしに一歩踏み出すことを夢見るのだった。しかし、ある出来事を契機に彼女の隠れていた狂気が姿を現すのだった。タイ・ウェスト監督が再びミア・ゴス主演により前作「X エックス」の前日譚を描く。

【タコ太（ぺいぺい）】さん(2024-07-13)

【クチコミ・感想（5点検索）】[全部]

1．　パールが母親の古い服（ウエストの絞られたエドワーディアン風ドレス）を一張羅にしていて、義理の妹が最先端のフラッパーファッションに身を包んでいるというのは、明らかにパールの境遇（抑圧）と欲求（解放）の対比だろう。抑圧された女主人公が限界を迎えて大爆発するプロットといったら、やはり頭に浮かぶのは『キャリー』だ。しかしキャリーが「プロムに行くことを夢見るイジメられっ子の少女（見た目は冴えないけど超能力持ち）」という同情を誘うキャラクターであるのに対して、パールは自己中心的なシリアルキラーとして描かれるので、だんだん見る側の調子も狂ってくる。「銀幕スターという分不相応な夢を望む主婦（精神異常者なだけで凡人）」に、感情移入は難しい。パールの大暴れは見ていてハラハラする一方、「なんだこいつ…」と心が離れていく。この人物描写の雑さはA24スタジオ製作の他の作品にも共通するところだと感じる。そういう意味では、なんでもかんでも「親ガチャ」などと言って責任転嫁する現代の視聴層には合っているのかもしれない。

【乱泥】さん [インターネット(字幕)] 5点（2024-11-20 21:52:40）

【点数情報】

Review人数			10人
平均点数			7.20点
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1	0	0.00％
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4	0	0.00％
5	1	10.00％
6	1	10.00％
7	4	40.00％
8	3	30.00％
9	1	10.00％
10	0	0.00％

【その他点数情報】

No	名前	平均	Review数
1	邦題マッチング評価	8.00点	Review1人
2	ストーリー評価	8.00点	Review1人
3	鑑賞後の後味	8.00点	Review1人
4	音楽評価	7.00点	Review1人
5	感泣評価	7.00点	Review1人