4.《ネタバレ》 余命いくばくもない母親の“はつ恋”の男を探しに出かけ、その男を見つけ出し、次第に打ち解けていく過程を描いた前半は、とても面白い。
それに対し、みんなが平和におさまっていく後半は、あまりにフツー過ぎるというか、無難というか、もう一つ物足りない。
田中麗奈と真田広之の二人のコンビは、なかなかのお似合い。
歳の差を感じさせず、アブナイ方向に向かうのでは?と勘繰ってしまうほどの仲の良さ。
いや、むしろ私が真田広之の立場だったら、「もータマラン!!」ってなっちゃって、その立場を悪用するかも?!・・・いや実際はしないと思いますけどぉ。
そういや初恋っていえば、個人的な話として私の場合、中学生の頃だった。
当時のにじばぶ少年は、同じ部活の女のコと両想いだと思っていた。
そして時が過ぎること数十年・・・同窓会が開催されて、その女のコと再会した。
中学時代に好きだったことをそのコに伝えると、「へぇ~、全然気づかなかったよぉ。」だってさ!!
初恋なんて、しょせんこんなモンよ。
男の思い入れで終わり、女は案外おぼえてくれていないモンよ。
哀しいねぇ。。
脱線して失敬。
まあ、なんというか、長澤雅彦が書きそうな脚本というか、優等生的なヒューマンドラマ。