2.《ネタバレ》 今作は、ジャッキーが監督も務めていて(初監督)、製作も個人プロダクションでやってる、というヤツなのですね。とは言え、中身は『スネーキー』とか『ドランク』とか、この頃のその手のヤツと瓜二つ…ではあるのですケド、多少(ナンとか無理くりにでも)バリエーションを付けてやろう…みたいなモチベーションが見て取れるとゆーか、アクションにせよコミカル描写にせよ比較的風変わりなモノは随所に表れて来てるのですよね⇒言わずもがなジャッキーの女装とか(結構思ったより美人)。ただ、全体としても逆にバランスが悪いとゆーか部分的にはやり過ぎ感もあるとゆーか、大筋は結構シリアスで重めな話なのに冒頭からかなりの時間でごくバカみたいなコメディを延々やってたり、敵方のボス+手下3人はも~日本の戦隊ものの悪役みたいな出で立ちで出て来ますし、あと個人的には元々の老師(実の祖父)が途中で討ち取られちゃって⇒で唐突にその旧友とやらが出てきてそれに挿げ変わって⇒結局その流派「行意門」の奥義っちゅうのが「感情と肉体の流れを重ね合わせる」みたいな(コレも)唐突にそーいう話になってく…的なトコロについては特に強引だったな…と思ってしまいましたよね⇒じいちゃん、感情だナンだなんてそんなコト一言もゆーてなかったヤン!みたいな。
とは言え重ねて、一風変わった描写&演技(ジャッキーの)を観れるって意味では観る価値は十分かと思います。前述の女装に加えて、終盤は(結局)かなり変な闘い方でまた変なラスボスと散々闘うって羽目になるので、ソコとかもまあまあ面白く観れるかとは思うのですね。お暇なら是非。