1. 世紀末に作られたトーキーだけに、電子レンジやエレキギターが映るシーンに違和感を感じる。効果音は普通に聞こえてくるし。
実験的に作られた映画だと思うが、それ故、一般のフィンランド人の感性がイマイチ掴めなくなってくる。若いのか、年なのか? デブなのか、痩せなのか? 美人なのか、ブスなのか? その下手な演技は天然なのか、計算なのか? 日本人には伝わってこない部分が多々あるように思う。
それに、どっかで聴いたことがあるBGMに、どっかで観たことがあるシーン…。
長々とケナしているように書いてしまったが、でも、どことなく憎めない映画だった。
自主製作映画を作る人たちが集まって鑑賞すると盛り上がると思う。