4.《ネタバレ》 とっても雰囲気の良い映画。
でも私は騙されない。この作品は雰囲気でゴリ押ししているだけの作品だ。負けてなるものか。冷静になれ自分。
これは、面白いか?否。だってストーリーがないもん。
いえ、あるっちゃあるが、無きに等しい。
監督は語る。
『模範的な解釈でなくて良いんです。それぞれの青色大門を見てくれれば。』
おいおい。めっちゃ良いように言っていますが、鑑賞者へのまる投げじゃねーか。
それに中盤までの展開がだるいだるい。
『女の子が好きなの』発言からは、多少面白くなりますが、それまでがだるい。
少々くどいサブエピソードから、わけわからんもんまで盛り沢山。
例えば先生。何か重要な役割を担うかと思いきや、ただのピエロ。いや、ソフトストーカー。
ラブレターのくだりに関しては、友人の女の子がもはや何をしたいのかわけわかりません。
ただ、こんな映画にもサプライズ・ポイントはあります。
ふられた女の子が、好きな相手の名前を書くおまじないを、途中から『木村拓哉』に変えたこと。
マジで凄いぞ、キムタク。