1.《ネタバレ》 Mr.スポック監督による、Mr.スポックの復活劇。-----これだけで、「もう好きにしておくれ」と思っていたのですが、意外に楽しめてしまいました。サブタイトルでもうすでに本作に期待する気持ちは失せていたことが、かえってよかったのかもしれませんが・・・傑作である前作「カーンの復讐」の雰囲気をそのまま残していたのも、成功でした。本作でスポックを救ったカークは、息子は死ぬわ、エンタープライズ号は失うわ、反逆者になるわ、さんざんな目にあいます。が、「まあ、きっと次回作でどうにかなる」と確信していたので、後味は悪くありませんでした。