17.警察官が多く住む町コップランド。町ぐるみでの不正の揉み消しは日常茶飯事。主人公自らもそれを見過ごしてきた。だが、ある殺人事件を境に不正に対する仲間意識と正義感との間で悩み始める。が、ついに彼は町全体を的にまわしてでも内部告発しようと決意する。 非常に興味深い設定で役者陣も実力派。当然期待も高まる・・・が、ダメだった。 先入観というものは恐ろしい。原因はスタローンである。スタローンの演技が悪いという訳では決して無いが、自分は非常に重度のスタローン恐怖症に患っている。「絶対に死なない最強男」というイメージが頭から離れない。では死ねばいいのか?という問題でも無い・・・じゃあどうすりゃいいんだ!?と言われそうだが、どうにもならない。この手の作品には明らかに合っていないように思えてならない。 【おはようジングル】さん 5点(2003-11-27 18:04:28) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 おお、スタローンの評価が二分されている。私は評価組の方です。もっさりと鈍重な感じ、彼はいつでもロッキー・バルボアなんですが、この作品においては周りをキレッキレの演技達者で固めているので彼の”使えない”感が際立ちまして、それこそがこの田舎警官キャラに求められている資質なのですな。 お偉いさんのハーヴェイ・カイテルはキレ者でおっかないし、つるんでるレイ・リオッタは安定の小賢しさ、チョイ役デ・ニーロには溢れんばかりの有能さを見せつけられて、ああS・スタローン立ち尽くすのみなのだった。 追い詰められたあげくキレる終盤の、やみくもに突き進む姿は手負いの牛にようでやっぱり重たく、いやスタローン適役だったんじゃないでしょうかね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-11 23:58:51) |
15.《ネタバレ》 警察ばかりが住む奇妙な町コップランド。その町には掟があり、ルールがある。 彼らは家族を装いながらも都合都合で人を汚いやり方で殺す。ごまかす。隠す。そして悲劇に見立てる。 スタローンが体重を増やして挑んだ本作はとにかく鬱屈し、見えない圧力がひしひしと体にジワジワと感じる。 最後のシーンは圧巻だ。両耳が聞こえなくなり、それでも戦おうとする姿は痛々しく悲しい。 正義は正された。彼がこれから向かう先に幸せがある事を願いたい。 …にしてもデニーロやロバートパトリックといった好きな役者が出ているのに気づかない「ヒゲ」って凄いなと思います。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-03-20 12:17:46) |
14.ハーヴェイ・カイテル演じる悪徳刑事とその仲間たちが住む、NYPDのベッドタウンが作品の舞台。 この町で警察に憧れていながらも警官になれない、不器用な保安官を演じるスタローンが意外にはまっている。 カイテルもこういう役はお手の物(いつも通りもうちょっとキレてくれても良かったかな)だし、レイ・リオッタの熱演も良かった。 序盤、デ・ニーロとカイテルの対立の構図が見えた時は面白くなりそうだったのですが デ・ニーロの役がほとんど機能しておらず、豪華キャストは持て余し気味。 次第に不正が蔓延る警官の町で孤立した保安官の立場や、その鬱憤が明らかになっていく。 見る者のストレスもたまる展開が続く。いつスタローン保安官がブチ切れて怒りの鉄拳が炸裂するのか?と思っていたのですが、 さすがに「ランボー」のように豪快に町を破壊することは無いものの、最後はしっかりスタローンの映画となっていました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-18 18:11:16) |
13.《ネタバレ》 スタローンの「枯れた」芝居は悪くない。もともとロッキーだってランボー1作目だってどこか社会になじめない不器用で寂しい男はスタローンの得意分野で、この作品でも当たっていたと思う。ただ、問題は全体の構成のちぐはぐさ。汚職警官モノにサスペンスを絡めて捜査官にデニーロと来て「これは掘り出し物かも」と盛り上がったのに、肝心のデニーロは「橋を渡ったら管轄外」といってスタローンを煽るだけ。でもスタローンは、警官の汚職もマレーが生きてることも知ってるので、もうこの時点でサスペンスの面白さは半減。あとは、スタローンがいつ爆発するかを待つだけの展開で、そしてキレて銃ぶっ放して終わり・・・。豪華キャストで「思わぬ佳作」になりかけたのに、良くも悪くも「スタローンもの」としてまとめてしまったのは残念でした。良かったシーンは、冒頭の橋の上の警官と消防隊の喧嘩、レイ・リオッタの曲者ぶり、耳が聞こえない状態でのガンファイトあたりかな。構成や脚本に明らかに難はあるけど、嫌いにはなれないタイプの映画です。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-22 09:51:47) |
12.所謂警官不祥事モノで真面目な作品ではあるのだが、あまりサスペンスにはなっておらずストーリーは退屈。物静かなスタローンは初めちょっと違和感も感じたのだが、見ているうちにこれはこれで悪くはないかなと思えてくるようになる。 |
11.《ネタバレ》 地味に話が展開して行く、真面目な作品です。「保安官」と「警官」の立場の違いを勉強したくなりました。ラスト近くのレイ・リオッタの登場がカッコ良かった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-11-24 18:18:44) |
10.《ネタバレ》 豪華俳優の中、非常に地味な作品。スタローンには肉体俳優のオーラはなく、萎れた中年親父と化しています。ロバート・デ・ニーロなんて必要だったのかとも思えましたね。「プリズン・ブレイク」で名が上がった、マイケル・ラパポートも出演しています。汚職警官の実態と正義に目覚める警官を描く本作。その正義が中途半端で感情移入できないし、相棒のゲリー・フィックス刑事も正義を見せたように勘違いさせようとしてるが、保険金を狙った殺人者に変わりはない。ラストの銃撃戦も淡々と終焉を迎え、見所なし。オススメはしません。 【マーク・ハント】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-06-18 18:31:56) |
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9.あのキャストを持て余す脚本。あれで名もなければ・・。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-07-24 13:50:32) |
8.《ネタバレ》 よくこれだけの面子を揃えたな~と思えるほどの豪華キャストですが、演技派転向を狙った?スタローン、たまには悪役もやりたくなった?H・カイテル、存在感が薄く出演した意味なし?デ・ニーロなど豪華キャストの割には印象の薄い作品だと思います。そんな中なぜか主人公よりも目立っていたレイ・リオッタ、たまにはまともな善人の役もやるんだな~と思っていたら・・・やっぱり悪人!!と思ったらやっぱり善人!?、おいしい役でした(笑)。 【眼力王】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-09-28 23:23:59) |
7.チャイナタウンの焼き増しのような話だが比べるべくも無い薄さ。脚本より役者の個性のほうが勝っている。クライムムービーの大御所集めて何ワルの警官ごっこやらしてんだ。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-16 00:10:27) |
6.キャスティングよし、内容普通、日本語吹替版FIX、とまあ特に欠点はないが派手な映画でもないので超大作という感じでもなく普通の映画といった感じ。 【HILO】さん 5点(2004-03-13 07:47:36) |
5.興味深い設定だが、プロットが練られていない。それは、脇に豪華なキャストをそろえたため、皆に気を遣いすぎて焦点が絞れていないのも要因の一つだろう。問題のスタローンは世間で言われるほど演技ができない役者ではない。しかし、本作のテーマを完全に表現できるほどの演技巧者ではないのも事実。耳が聞こえない状態で乗り込むクライマックスは素晴らしかったが、そこへ至るまでの苦悩はあまり感じられなかった。惜しい! 【恭人】さん 5点(2003-11-26 17:54:12) |
4.デ・ニーロ、カイテル、リオッタのスコセッシ組(笑)があんまり活かされてないじゃないか!(笑) 【3Mouth】さん 5点(2002-05-15 01:31:19) |
3.スタローンとデニーロ共演!ってのが話題になってませんでした?実際にはこちらのデニーロさんはちょい役。むしろハーベイ・カイテルが準主役ってとこでしょうか。カイテル氏もデニーロ氏も“俺は演技派なんだ!”ってシーンが幾つか登場します(怒鳴るシーン?なんかそれらしき)が、それに引き換えスタローンはと言えば、またしても頭の悪そうな役。これが似合ってる?どうしても常に英雄的な活躍を期待してしまうだけに、何だか観ていて情けなくなっちゃいましたが・・・・・ 【☆】さん 5点(2002-02-11 00:01:55) |
2.スターを揃えただけの感があり、作品としては並の印象。スタローンが正義に目覚めるのが少し遅すぎたようで、後半(といってもラスト30分)は緊張感を盛り上げきれていない。でも、スタローンは俳優として嫌いではないし、久方ぶりのロバート・パトリックやデ・ニーロとハーベイ・カイテルの2ショットを見れたし、いろいろお得感はある。 【しっと】さん 5点(2002-02-06 07:36:20) |
1.筋肉バカでもスタローン結構好きなんだけど、この映画はねぇ・・・でぶっちょになってるし(笑) 【トミー・リー】さん 5点(2001-08-12 22:21:59) |