天使が隣で眠る夜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

天使が隣で眠る夜

[テンシガトナリデネムルヨル]

See How They Fall

（Regarde les hommes tomber）

1994年【仏】 上映時間：100分

平均点：5.00 / 10点(Review 1人) 

（ ドラマ・サスペンス・犯罪もの・ミステリー・小説の映画化）

監督	ジャック・オーディアール
キャスト	ジャン＝ルイ・トランティニャン(男優)	マルクス
	マチュー・カソヴィッツ(男優)	ジョニー（フレデリック）
	ビュル・オジエ(女優)
脚本	ジャック・オーディアール
音楽	アレクサンドル・デスプラ
製作	ディディエ・オードパン
配給	シネカノン
編集	ジュリエット・ウェルフラン
その他	アレクサンドル・デスプラ	指揮

あらすじ

しがないセールスマンのシモン（ジャン・イアンヌ）は友人の刑事ミッキーの張り込みに付き合うが、ミッキーは撃たれ植物状態になってしまう。シモンは犯人逮捕を願うが、警察は当てにならず独自で捜査を開始する。同じころ、ヒッチハイクの途中で2人の男が出会う。一人はダメなバクチ打ちマルクス(ジャン・ルイ・トランティニャン)。一人はちょっと頭の弱いジョニー(マチュー・カソヴィッツ)。愛情に餓えたジョニーはマルクスを頼りにするが、マルクスは我慢がならない。成功者とは言えない3人の男の人生と友情をめぐるロードムービー。

【fero】さん(2004-03-14)

【クチコミ・感想（5点検索）】[全部]

1．最近、毎日のように「ハードボイルドに生きたい」と考える。朝起きてベッドから立ち上がる瞬間から、常に頭にあるのは「いかにハードボイルドであるか」。一人でいる時も、誰かといる時も、食事をするときも、映画を観る時も、あくびをするときも、全身と精神をハードボイルドに研ぎすませている。

そしてこの映画こそ、邦題からして既にハードボイルドである。ヨーロッパ映画ならではの等身大な息づかい、色遣い。そして語られるのは奇妙で不思議な、友情とも愛情ともとれる物語。嫉妬し合うカップルのようなやり取りが可笑しい、いうなれば天使争奪戦である。何だかんだでハードボイルドな男たちも寂しがりやなんだな、と優しい後味が残る。もう少し男を磨いて、もう一度じっくりと再鑑賞したい映画。

【紅蓮天国】さん 5点（2004-07-09 20:46:17）

【点数情報】

Review人数			1人
平均点数			5.00点
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