金星人地球を征服のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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金星人地球を征服

[キンセイジンチキュウヲセイフク]
It Conquered the World
1956年上映時間:71分
平均点:4.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマホラーサスペンスSFモノクロ映画
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タイトル情報更新(2014-05-03)【かっぱ堰】さん
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監督ロジャー・コーマン
キャストピーター・グレイヴス〔米男優〕(男優)ポール・ネルソン博士
リー・ヴァン・クリーフ(男優)トム・アンダーソン博士
サリー・フレイザー(女優)ジョーン・ネルソン
チャールズ・B・グリフィス(男優)ピート・シェルトン博士
ディック・ミラー(男優)ニール
ジョナサン・ヘイズ(男優)オーティス
脚本チャールズ・B・グリフィス(ノンクレジット)
製作ロジャー・コーマン
製作総指揮ジェームズ・H・ニコルソン
特撮ポール・ブレイズデル(特殊効果)
スーツアクターポール・ブレイズデルモンスター(ノンクレジット)
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1.《ネタバレ》 まあこういった映画は笑いながら見ればそれでいいんで、なんのかんの言うのは野暮なんだけど、でも当時の反共的空気を感じる資料としても見られますな。もっとも56年というともうマッカーシーは退場していて、赤狩りのピークは過ぎてるけど、そういう雰囲気はまだあったんでしょう。金星人を、人類を高める“彼”として招き入れる科学者。『宇宙戦争』でも似たような牧師が出てきてた(あれは53年でまさにマッカーシー絶頂期。『グッドナイト&グッドラック』の年)。ちょっとでも理解を示すと付け入れられるぞ、というメッセージ。共産主義は理解を越えた敵、なの。エネルギーを吸い取られるってのは、ゼネストを暗示してたのかもしれない。怖いのは、その敵の金星人は新聞編集長を殺しただけだが、主人公は自分の妻も含めてそうとう多数のゾンビ化した仲間を殺している(コウモリに首の後ろを突っつかれるとゾンビになっちゃう)。正義のグロテスクさのほうが、金星人のグロテスクさよりまさっているあたり、映画というものが意図を越えて表現してしまうことがある証明。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 5点(2008-03-22 12:20:16)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.75点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
4125.00%
5125.00%
600.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
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