3.《ネタバレ》 クリストファー・リー&ピーター・カッシング出演のハマーの怪奇映画で、またコテコテな内容だと言って好いでしょう(山のお城に化物が棲んでて、麓の村で怪異が…というヤツ)。んで、その殺しの手口があまりにオンリーワンすぎるが故に、別に隠そうともしてませんが犯人も最初からバレバレです(実は、その数千年前のギリシャの化物がそのまま城に居る…って話ではねーのですが、だとしても何が起こってて誰が犯人なのかも少なくとも中盤以降はバレバレでして)。とは言え、前半はまあまあテンポ好いですし、肝心のメゲーラ?ちゃんを最後の最後まで大写しにせずにチャンと観客を焦らし捲るのとか、あと最低限「どーやって倒すのか」にはワクワクしてゆけるハナシだとも思うのですよね。そこら辺、個人的にはオチまで+オチ自体も含め、フツーにそこそこは楽しめた…という感じです。後半が(逆に)テンポ悪くて盛上りにも欠ける…というきらいは在るものの、悪い作品ではねーかな、と。
※とは言え一点だけ、前述どおり折角監督が我々を焦らし捲ってくれてるのに、DVDのジャケットには表裏どっちにも思いっ切りそのままの絵+写真を乗っけてるのは、率直にどーなのでしょーか?(ソニー・ピクチャーズさんには猛省を促したいですね。。)